【詳細】
ロボットが構成員となっているタイプの敵組織。
幹部クラスは元より怪人自体も幹部クラスの担当者が開発して前線に送り込む事が多く、怪人の強化再生の登場も多い。
最終的な目標を世界征服にしているのは変わらないが、有機生命体を見下している事が多く、基本的に傲慢な性格を持つ。
『
天装戦隊ゴセイジャー』の機械禦鏖帝国マトリンティスを除き、このタイプの組織は幹部クラス間の仲がとても良い事が多い。
上記の通りに「有機生命体を見下している」という組織全体の環境によって一致団結しており、価値観自体も同じ事が考えられる。
その一方で部下の怪人に関しては使い捨ての駒程度にしか思っていない面もある(『
炎神戦隊ゴーオンジャー』の蛮機族ガイアークは例外)。
バラノイア帝国は6億年、マトリンティス帝国は4500年という長い年月を掛けて発展している。
『
特命戦隊ゴーバスターズ』のヴァグラスは13年と短く、人材やエネルギーに乏しい面が見られる為に国家ではなく、その規模は犯罪組織に近い。
更にAIが高度過ぎる為なのか、幹部を含む怪人も意外と人間臭い個体が多い。
このタイプは主にスーパー戦隊シリーズに登場しており、平成仮面ライダーシリーズではあまり見られず、昭和仮面ライダーシリーズでもほとんど見られない(『仮面ライダーBLACK RX』の
怪魔ロボット大隊(
クライシス帝国所属)、『仮面ライダーZO』の
ネオ生命体が近い例といえる)。
令和ライダーという新時代第1号ライダー作品、仮面ライダーゼロワンでは「AI」をテーマにした作品となっており、敵として暴走した人工知能搭載人型ロボ
マギアが登場する。
また主人公側がマギアの母体となる
ヒューマギアというAI搭載のロボットを販売する会社であり、人工知能の扱いをテーマとした物語が展開される。
最終更新:2020年04月09日 13:09