お約束:敵組織の内部抗争

【お約束】 敵組織の内部抗争
【読み方】 てきそしきのないぶこうそう
【該当作品】 スーパー戦隊シリーズ、平成仮面ライダーシリーズ

【詳細】

敵組織の幹部、或いは怪人が下克上で地位を向上させようとする事。

敵組織は作品によって一枚岩でない場合が多く、幹部クラスが別の幹部クラスを嫌っていたり、トップの座を狙っている場合がある。
基本的に自己の利益を増大させる事が目的である為に他の幹部怪人を利用したり、独自に怪人を創り出して作戦行動を取らせる場合がある。

しかし、上手くいく事はそうそうなく、敵組織内で潰し合ったりする場合がほとんどである。
目論見がバレて制裁を加えられ、自棄になった挙句に暴走し(させられる場合もある)、ヒーローに倒されるという結末を迎える事が多い。

結果として以下の通りに下克上が成功するのは珍しく、珍しい部類に入る。

更に「策士系」などの幹部は自身の立ち位置に満足せず、下克上をするのがある意味でお約束となっている。
その中で『炎神戦隊ゴーオンジャー』の害地副大臣ヒラメキメデスは唯一上司に忠誠を誓い続けた意外な存在だった(彼も害地大臣ヨゴシュタインに認められる直前までは彼を抹殺し、自身が害地大臣の地位に就こうとまで思った事もあった)。

組織の利益ではなく、自身の利益だけを追求する場合でも他の幹部との軋轢を生む場合が多い。
しかし、その中にあっても長い年月を掛けて計画を練り、窮地に陥るも計画の実現一歩手前にまで漕ぎ着けたという珍しい存在もいる。

最終更新:2012年08月15日 19:59