イミテイションのサロゲDT

「俺が、DEATHするとは…」

【名前】 イミテイションのサロゲDT
【読み方】 いみていしょんのさろげでーてぃー
【声】 宮内尊寛
【スーツアクター】 浅井宏輔
【登場作品】 天装戦隊ゴセイジャー
【登場話】 epic42「情熱的ハイド」
【所属】 機械禦鏖帝国マトリンティス
【分類】 護星天使情報応用最新型イミテイションタイプマトロイド
【地形】 都市
【特技】 DEATHアナライズ、データ追跡ミサイル、レプリカリバー
【指令】 人類文明の破壊(邪魔な護星天使はデータスのデータを元に抹殺する)
【趣味】 データの違法コピー
【生物モチーフ】 カイメン
【その他モチーフ】 データスハイパー
【名前の由来】 サロゲート+死(英:death)orデータス(英:Datas)

【詳細】

10サイのロボゴーグの鬼才ブレインによって開発された護星天使情報応用最新型イミテイションタイプマトロイド。

捕獲したデータスのデータベースから護星天使に関するデータ(護星界のテクノロジー、天装術、ゴセイジャーの攻撃パターン、日常の嗜好など)が全てコピーされている。
ゴセイジャーが動くと同時に「DEATHアナライズ」で分析し、完璧に対抗する攻撃を繰り出す事が可能となる。

ゴセイジャーとの交戦で解析装置によって攻撃を全て読み取り、それに相応しい戦い方や装備された武器で圧倒する。
データスを救出したブルーの参戦後、ブルーのカモミラージュによって全員の姿を入れ替えられ、データの解析と対応も全く役に立たない状況に陥ってしまう。

ハイパーチェンジ前のデータスを相手に叩きのめされ、スーパーゴセイジャーとゴセイナイトのミラクルゴセイナイトダイナミックを受け敗北。

その直後、ビービネイルによって巨大化する。
「旧式」と罵っていたデータスハイパーとの一騎討ちで圧倒され、動きを止められている隙にゴセイアルティメットの機関砲とゴセイグランドのミサイルに怯み、最期はアルティメットストライクとデータスダイナミッククラッシュを同時に受け爆散した(上記の台詞はその際のもの)。

今回の戦いでハイドとデータスの「仲間の絆」が生み出す計算を超えた結果を見せ付けられたエージェントのメタルAは「仲間」という存在により固執するようになり、サイボーグのブレドRUNの策略に陥っていく事になる。

【余談】

常に「~です」と丁寧なデータスとは正反対な性格を持ち、常に「~DEATH!」と相手を罵って話す。

ゴセイジャーを研究した上で戦いを挑んだ研究のアバウタに比べると時期が時期だけに圧倒していたが、『星獣戦隊ギンガマン』のゴビースと同様に想定外の攻撃で敗北している。

「イミテイション」は「偽者」という意味だが、「データスが改造された姿」と勘違いしたゴセイジャーに対し、自身が「データス(のデータ)を元に作られた最新式マトロイド」という事を早々に暴露して、似たようなコンセプトを持つ『超力戦隊オーレンジャー』のバラキングは「キングレンジャーを改造して作られた姿」とオーレンジャーに偽っている例とは全く異なる。

データスハイパーにある金色の模様がカイメンのようになっている。

デザイナー・酉澤安施氏によれば、「データスの情報を吸い取る事から水を大量に吸収するカイメンをモチーフにした」らしい(『百化繚乱[下之巻]』より)。

頭部の飾りがそのままの状態で存在している上にその部分に顔があり、胸部のモニターには「DEATH」と表示される事もある。
口調の「です」のキャラクターに「DEATH」を掛け合わせたネタはネット上でも割と存在したネタだが、実際に映像化されたのは同個体が初となる。

テレビ朝日公式サイトの「悪しき魂」で読みの部分が「いみていしょんのさろげでぃーてぃー」と表記されているが、後に「いみていしょんのさろげでーてぃー」に訂正された。

カイメンをモチーフにした怪人はスーパー戦隊シリーズにおいて『科学戦隊ダイナマン』のカイメンシンカ以来の登場となる(所属組織も帝国となっている)。

声を演じる宮内氏は特撮作品での出演は今作が初となる。

最終更新:2016年02月15日 17:17