宇宙暴走族ボーゾック

【名前】 宇宙暴走族ボーゾック
【読み方】 うちゅうぼうそうぞくぼーぞっく
【登場作品】 激走戦隊カーレンジャー
【名前の由来】 暴族

【詳細】

宇宙各地の荒くれ者が、ガイナモを中心に集まって結成された宇宙暴走族で『激走戦隊カーレンジャー』の敵組織。

健康と頭の悪さが取り柄らしく、平和な星を面白半分で襲い、花火のように爆発させ滅ぼす事を楽しみにしている。
人工惑星・バリバリアンを根城とし、多種多彩な巨大装甲車「バリッカー」で地球を暴走する迷惑な軍団。
組織の運営は暴走族というよりも会社に近く、月給制の模様。
「実家を継ぐ」、「もうそんな歳ではない」などの理由で退職(?)する者もいるらしく、人材不足に悩むシーンもあった。

ダップの故郷ハザード星を滅ぼした後、今度は地球を花火にしようと目論み(CMでは「チーキュにヤキ入れにいくぞ」とガイナモが叫んでいた)地球に襲来。
1クール目は必死に働いた仲間の死を何とも思っていなかったり交通事故にあった宇宙人を洗脳して仲間にするなど、残虐な面もあった。

だが、構成員全員が底なしの無能揃いの集団であったため、真面目に地球を滅ぼそうとするよりも下らない事で仲間を派遣する事の方が多かった。
しかし、存在そのものがギャグでも作戦内容がシリアスだった場合も結構ある(構成員を増やす為地球人を改造するカーレンジャーをピザにして食べるなど)。

「ヘルスボーゾック」、「デビルボーゾック」などと改名してみたり(結局ネタ切れを理由にガイナモが独断でやめてしまい、元のまま落ち着く)、スランプに陥ったりなど頭の悪い問題を多数抱える(シグナルマンの洗脳をボーゾックの作戦にしては偏差値が高いとダップからも彼らの技術力の程度を語られる始末)。

結局一向に成果は上がらず、挙句の果てに連戦連敗とそのマヌケぶりから地球人達に「ボーゾック ボロ負け記録更新!!」、「宇宙一弱い暴走族」、「総長ガイナモの作戦 全部大はずれ!」と新聞に大々的に書かれるなど、被侵略側から笑い者にされるに至った希有な悪の組織(怒る気力も失せたガイナモも「連戦連敗」(グラッチ曰く「正確には1勝34敗2引き分け」)とボヤいている)。宇宙系の悪の組織は大抵宇宙中で恐れられている存在なのに対し、ボーゾックの場合は上記の理由から逆の結果を招いている。

ボーゾック所属の宇宙人の発音では地球は「チーキュ」、日本は「ニッポンポン」となる。
海賊戦隊ゴーカイジャー』にて元レッドレーサーの陣内恭介はインサーンとの会話の中で地球の事を「チーキュ」と言っており、宇宙人である彼女に合わせた対応をしている(もっともザンギャックの面々は普通に「地球」と発音している)。

多種多様な異星人により構成された組織で、地球人がいないという事からカーレンジャーの姿を素顔と思っており、終盤まで地球の一般市民が変身した姿だとは夢にも思っておらず、その事実を知ってショックを受ける者まで出る始末であった。
幹部の名前のほとんどは自動車部品のもじり。

初期幹部は
の4名。

最終更新:2015年12月05日 23:40