総長ガイナモ

「てめえら!ボーゾックの意地を見せやがれ!」

【名前】 総長ガイナモ
【読み方】 そうちょうがいなも
【声】 大竹宏
【登場作品】 激走戦隊カーレンジャー
【初登場話】 第1話「戦う交通安全」
【分類】 総長
【所属】 宇宙暴走族ボーゾック
【モチーフ】 惑星
【名前の由来】 発電機(英:dynamo)

【詳細】

ボーゾックの総長。

親分肌かつ俺様的な性格で、当初は悪役らしく暴れていたが、中盤からはその頭の悪さだけがクローズアップされ、ギャグキャラ化する。
根は誠実で、空腹時はホカ弁を買う為にわざわざ日本に赴き、ちゃんとお金を払って、一般市民に「今日(こんにち)は」と普通に挨拶している。
美女ゾンネットにベタ惚れしているが、全く相手にされておらず、いいようにパシリにされている。
肩から破壊光線を放ち、頭部は胴体と分離可能という能力を持つが、その立ち位置から本領を発揮する事はほとんどなかった。

リッチハイカー教授にボーゾックを乗っ取られてしまった際はゾンネットとの結婚資金の為に密かに貯めていた定期預金をリッチハイカー教授に勝手に下ろされ、「熱い友情で結ばれていた」筈の部下(しかも全員)にあっさり金で裏切られ、パチンコ屋や焼き肉屋でバイトする事になる。
しかし、環境適応能力は非常に高く、ゾンネットと共にチーキュのバイト毎日を楽しんでいた。
また、かなりの気紛れ屋でもあり、ボーゾックのチーム名を改名して気分を晴らそうとしたと思えば、わずか2回で「もういいのが思い付かなくなっちゃった」という理由だけで勝手にやめてしまい、その時はさすがの副長ゼルモダ達も呆れる余りにずっこけた。
とはいえ、ノリシロン-最終を使ったロボ戦では合体前を狙うというお約束破りの戦術を見せ、ゼルモダに「あったまいい」と言わしめ、敗れたものの体面を保った。

最終作戦で1度はカーレンジャーを倒すが、それにより用済みとなって暴走皇帝エグゾスに切り捨てられた事を怒り、今までの所業をあっさり謝罪し、「昨日の敵は今日の友」とカーレンジャーと手を組む。
最終決戦では命を懸けてでも戦うカーレンジャーに心打たれ、地球に進攻したエグゾス・スーパーストロングに巨大化して挑む勇敢さを見せるが、芋長の芋羊羹が腐っていた為に失敗に終わってしまう。
しかし、腐った芋羊羹をエグゾス・スーパーストロングに食べさせる事で弱体化させ、結果的にカーレンジャーの勝利に繋げた。

ボーゾック解散後は焼肉店に就職する。
後に独立し、焼き肉と仕出し料理の店「キッチンがいなも」を開店した。
電磁戦隊メガレンジャーVSカーレンジャー』では「キッチンがいなも」の焼き肉弁当が登場する。

最終更新:2013年01月21日 16:35