マンディガー

「やかましい。黙って俺様の鎌の餌食になれ」

【名前】 マンディガー
【読み方】 まんでぃがー
【声】 丸山詠二
【登場作品】 星獣戦隊ギンガマン
【登場話】 第九章「秘密の子猫」
【所属】 宇宙海賊バルバン/サンバッシュ魔人団
【分類】 サンバッシュ魔人
【生物モチーフ】 カマキリ
【名前の由来】 カマキリ(英:mantis)+ダウジン

【詳細】

サンバッシュ魔人団の1人。

大木を切り倒す程の切れ味を誇る2つの手持ち式の鎌を武器とし、これらの鎌をダウジングロッドのように使用できる。
他にも両腕を広げた状態で竜巻のように回転していき、2つの鎌で複数の相手を斬り裂く「高速魔人剣」という必殺技を繰り出す。

魔獣ダイタニクスを復活させる為、聖なる力を封じ込める隕石の入手を目論み、子ネコになったギンガットが首から提げた隕石を探り当る。
ギンガットを拾った少女・ユウコに襲い掛かったところにギンガマンの邪魔が入り、上述の高速魔人剣でピンク以外の4人を攻撃するが、レッドの星獣剣で右手の鎌を叩き切られて撤退する。

魔獣要塞ダイタニックに帰還後、銃頭サンバッシュから特別製の大鎌を授かり、隕石の入手に自ら出向くサンバッシュと共に出撃する。

自身はギンガマンに復讐すべく街中に出現し、ギンガマンを誘き出す為に柱などを大鎌で切り裂いていき、駆け付けたピンク以外のギンガマンを賊兵ヤートットと共に迎え撃つ。
大鎌を武器に4人を追い詰め、レッドを大鎌からの斬撃で攻撃するが、炎のたてがみと二刀一閃を連続で受け敗北。

サンバッシュの方も隕石をピンクにキバアローで破壊され、ギンガットは元の姿に戻ってしまう。

その直後、バルバエキスを飲んで巨大化する。
4人に大鎌を振り下ろそうとするが、ピンクと共に駆け付けたギンガットに阻止され、星獣合体したギンガイオーの銀鎧剣を1度は見切るも投げ飛ばされてしまい、最期はギンガイオー銀花弾と流星弾を連続で受け爆散した。

【余談】

バルバエキスを飲む際は「このままやられて、たまるかぁ」と発言している。

第十九章の回想シーンにも4魔人と共に姿を見せている。

デザイナー・野崎明氏によれば、「燕尾服と蝶ネクタイでカマキリのエリートっぽさを出し、2丁の鎌は当初『固定武装』のつもりで描いたが、Bパートで長い柄の大鎌に持ち替える為に手持ち武器に変えた」らしい(『百化繚乱[下之巻]』より)。

スーツはドレッドレッダーを改造している。

声を演じる丸山氏はシリーズ第7作目『科学戦隊ダイナマン』でもカマキリをモチーフにした怪人(カマキリシンカ)、第16作目でも第9話に登場する怪人の声を演じている。
『秘密戦隊ゴレンジャー』の毒ガス仮面やドクロ仮面などの仮面怪人以来、スーパー戦隊シリーズにおいて数多くの怪人の声を演じているが、2015年9月に亡くなった為、今作でスーパー戦隊シリーズにおいて最後の出演となった。

最終更新:2015年10月02日 18:31