兵隊ゴーミン

「ゴー!」

【名前】 兵隊ゴーミン
【読み方】 へいたいごーみん
【スーツアクター】 福沢博文、押川善文(第33話)
蜂須賀祐一、竹内康博(第30話、第33話)
【登場作品】 海賊戦隊ゴーカイジャー
【初登場話】 第1話「宇宙海賊現る」
【所属】 宇宙帝国ザンギャック
【分類】 戦闘員
【モチーフ】 バケツ?
【名前の由来】 ゴミ?

【詳細】

ザンギャックの戦闘員。

斧とハンマー、ライフル銃、バズーカ砲を融合させた多機能式の武器を所持している。

行動隊長の指示に従い、ザンギャック戦艦から頭部を磁石付きのワイヤーで吊るされた状態で大量に戦場に投下される。
数の利を活かした戦闘を行うが、致死量のダメージを受けると砕け散って消滅する。

それぞれ個性があり、ヤンガーエルダーをゴーカイガレオンまで放り投げるのに延々失敗している間に武器でゴルフの練習などをしたり、マッサージをし合ったり、作戦が失敗した時にワルズ・ギルに八つ当たりされるなどのコミカルなシーンもある。

敵対するガイアークババッチードの肩に馴れ馴れしく腕を置く者もいる。

上位種にスゴーミン、最上位種にドゴーミンが存在する。

ザンギャック特殊部隊の一員だったジョー・ギブソン(ゴーカイブルー)にシゴキを課すシーンがあったが、ダマラスインサーンの会話では「人間の姿を保ったままのジョーが何体かのゴーミンを従える」シーンが出て、この事からその地位は「特殊部隊の訓練生以上、特殊部隊の正式な一員以下」である模様。

【余談】

デザインを担当した篠原保氏によると「ゴーカイジャーは多数の戦隊ヒーローが入り乱れて戦う事が予想された為、その中にあっても明確に識別できるようにヒーローにあまり用意られていない色や形状で構成した」らしく、「ダメもとで提案した磁石で吊り下げられる登場シーンを実現して貰えたのが嬉しかった」とコメントしている(DVDの映像特典「ゴーカイナビゲート」の「ゴーカイギャラリー」より)。

モチーフは不明だが、名前の由来が「ゴミ」なのか、第1話でゴレンジャーに豪快チェンジしたゴーカイジャーに「ゴレンジャーハリケーン・ゴミ清掃車」で一掃され、第10話でバケツを改造したマスクでジョーとルカがゴーミンに変装していた為、「ゴミを捨てるバケツ」がモチーフという可能性も考えられる。

スゴーミンやドゴーミンとの関係性は不明だが、後のスーパー戦隊シリーズで「戦闘員の中でも上級が存在する」という例はさほど珍しくないが、主に下級兵を改造する事で上級戦闘員を作る場合が多い(『宇宙戦隊キュウレンジャー』のインダベーツヨインダベー、『機界戦隊ゼンカイジャー』のクダッククダイタークダイテストなど)。

スーツは上半身のプロテクターやタイツスーツなどを分割する形で後に『ゼンカイジャー』のキカイノイドに流用されている。

最終更新:2021年03月26日 23:13