コナキジジイ

「私は今幸せだ。夢にまで見た妖怪コナキジジイファミリーが誕生した」

【名前】 コナキジジイ
【読み方】 こなきじじい
【声/俳優】 ムッシュ田村
【登場作品】 忍者戦隊カクレンジャー
【登場話】 第10話「子泣き爺いぢゃ」
【所属】 なし
【分類】 妖怪
【妖怪モチーフ】 子泣き爺
【その他のモチーフ】 ピエロ、玩具

【詳細】

妖怪の1人。人間態は人形店を営む紳士。

ピエロのような丸い身体を持ち、赤ん坊のような小さな姿に化ける事ができる。
腕を触手のように伸ばす事ができ、相手に抱き付いた状態で身体を重量化させる「妖術・岩地獄」という技を使用する。

人間の家族に憧れており、人間から奪った魂を人形に込める事で家族の長になろうと目論む。
赤ん坊の姿で乳母車に乗り込み、自身を抱き上げようとする人間を襲い、次々と魂を奪っていき、襲われた女性の1人娘・カオリの証言で乳母車を追跡したカクレンジャーから簡単に逃げ去る。

サスケの発案で偽物の妖怪乳母車を用意し、ジャンケンで負けたサスケが赤ん坊役を担当する事になり、赤ん坊は可愛くはなかったものの目を引く事には成功し、サッカー部員に扮したドロドロにサスケは連れ去られてしまう。

その後、縄で縛ったサスケを乳母車に乗せ、火薬に激突させる事で処刑しようとするが、猿飛家秘伝・縄抜けの術で脱出されてしまう。
5人揃ったカクレンジャーとの交戦でレッドに圧倒され、降参したかのように見せ掛けると妖術・岩地獄で押し潰そうとするが、抜け身の術で回避されてしまい、カクレンジャーボールを受け敗北。

その直後、妖怪エネルギーの落雷で巨大化する。
カクレンジャーを踏み潰そうとするも五獣将を召喚され、レッドサルダーを相手に苦戦し、最期は無敵将軍の火炎将軍剣を受け爆散した。

「子泣き爺」とは山奥で赤ん坊の泣き声を上げ、旅人が抱き上げると突然重くなり、抱いた者を押し潰す老人の妖怪である。

【余談】

デザイナー・篠原保氏によれば、「デザインに相当悩んだそうだが、話の流れに沿って子供の喜びそうな物をいっぱい身に着けた雰囲気にした」らしい(『百化繚乱[上之巻]』より)。

最終更新:2013年01月26日 19:40