パペティアー・ドーパント

「いい加減にしろ!」

【名前】 パペティアー・ドーパント
【読み方】 ぱぺてぃあー・どーぱんと
【声/俳優】 四方堂亘
【登場作品】 仮面ライダーW
【登場話】 第25話「Pの遊戯/人形は手癖が悪い」
第26話「Pの遊戯/亜樹子オン・ザ・ラン」
【分類】 ドーパント
【メモリ】 パペティアーメモリ
【綴り】 PUPPETEER
【頭文字デザイン】 操り人形と手板(P)
【モチーフ】 笛、楽団
【生体コネクタ位置】

【詳細】

市販されている「パペティアー(人形遣い)」のガイアメモリで小説家・堀之内慶應が変身したドーパント。

戦闘力はさほどでもないが、両手から伸びるコントロールラインで相手の自由を奪い自在に操る能力を持つ。
本体の護衛用にクラリネットを持ち、そこから出る音波で攻撃ができるものの決め手とは成り難い。

つまり、操る「人形の力」がそのままこのドーパントの力となる。
人形の表情もある程度変えられるらしく、酷評した者たちを襲った際のリカコの人形の顔は、絶対に夢に出てきてほしくないレベルの形相に変貌していた。

自分の愛娘・リカコの人形を操り、自分の小説を酷評した者達を次々に襲ったが、娘のことを愛していないと断言した亜樹子を執拗に狙う。
井坂医師の改造を受けた後、クレイドール・ドーパントで鳴海探偵事務所のガレージを襲撃。
その場にはフィリップしかいなかったことに加え、救援に来たガンナーAによりクレイドールの肉体が破壊されたため撤収。

その後、発見した亜樹子を手にかけようとするが、ダブル・アクセルと戦闘。アクセルを操ってダブルと戦ったが、フロッグポッドによる錯乱作戦で油断しアクセルを解放、最期はサイクロンメタルの必殺技・メタルツイスターを受けメモリブレイクされた。

なお。亜樹子を恨んでいたのは彼女の発言が自分の父親としての愛情を否定したものだと認識していたが、実は彼女自身は頻繁にリカコの幻影に会うという謎の現象に遭遇し、その意志を伝えたいだけであった。
結局、その幻影がリカコ本人の幽霊なのか、それとも堀之内自身にも自覚がなかったドーパントの能力としての副作用なのかは不明だが、最後はその意志が伝わり彼が反省の態度を示したのも事実ではある。

【余談】

このドーパントのスーツは頭部のマスクと操り糸の付いた手袋を(衣装を着た)アクターが身に付けるだけという非常に簡素な作りとなっている。

『仮面ライダーW』のキャラクターの中で、幹部を含めても鳴海探偵事務所を襲撃したのは彼が唯一(風都全体を狙ったキャラクターなどは存在した)。
ライダーの基地や本拠地の襲撃自体は第1作『仮面ライダー』から頻繁に行われている。

最終更新:2013年03月01日 22:04