スラッグオルフェノク

「社長、彼らを説得しても無駄な事です」

【名前】 スラッグオルフェノク
【読み方】 すらっぐおるふぇのく
【声/俳優】 不明
【登場作品】 劇場版 仮面ライダー555 パラダイス・ロスト
仮面ライダーファイズ 正伝 ―異形の花々―
劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー
【分類】 オルフェノク
【特色/力】 身体の柔軟性、長い目
【生物モチーフ】 ナメクジ

【詳細】

ナメクジの特質を備えたオルフェノク。

顔から突き出た眼は全方位を見渡す事ができ、獲物を補足する能力に長けている。
また柔軟性の高い体を持つ。

【劇場版 仮面ライダー555 パラダイス・ロスト】

人間態はスマートブレイン社の男性社員。

スマートブレイン社の社員に変装して潜入した人間解放軍の隊員を他のオルフェノクと共に襲い、数多くの隊員を殺害する。
その後、木場勇治達3人を社長の命に逆らって抹殺しようとするが、仲間達を瞬殺したサイガの力に恐れをなして人間態へと戻って逃走を図るもあっけなく捕まってしまい、その挙句に首をへし折られ殺害された。

【仮面ライダーファイズ 正伝 ―異形の花々―】

人間態は「中曽根」と名乗る菊池クリーニング店の男性客。

作中では「ナメクジタイプのオルフェノク」と呼ばれている。

真理に対する変質的な執着を抱き、彼女にプレゼントしたフルーツ牛乳の空き瓶を舐める変態行為を繰り返す。
自転車事故で命を落とした際にオルフェノクに覚醒し、その後は実力行使で彼女に迫り、駆け付けたファイズと交戦するが、最期はクリムゾンスマッシュを受け灰化した。

【劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー】

大ショッカーの怪人として登場。

【余談】

スーツは頭部を除き、モールオルフェノクとコンパーチブル仕様になっている。
後に頭部を除く素体はスロースオルフェノクに改造された。

なおスネイルオルフェノクの頭部をそのまま流用しているようで、デザイン画が存在しない。
フードを取り去った中身を使っているようだが、子供にありがちな勘違いに「カタツムリの殻を取ればナメクジになる」というものがある。
スネイルオルフェノクはフードをカタツムリの殻に見立てたデザインのため、そういった認識を使ったお遊びなのかもしれない。

仮面ライダー図鑑では地面を這うようなスチール写真が掲載されており、これが「柔軟性の高い」という身体を活かした場面なのかもしれない。
ナメクジの特質を備えるのだから、地面を這うように移動するのも容易い、とか。

最終更新:2021年10月07日 23:28