行動隊長ナノナノダ

「あービックリした…って、どういう事これ!?皆一緒にぃぃ!?…あぁりがとう!」

【名前】 行動隊長ナノナノダ
【読み方】 こうどうたいちょうなのなのだ
【声】 高木渉(ゴーカイジャー)
【登場作品】 海賊戦隊ゴーカイジャー
仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦
【登場話(ゴーカイジャー)】 第6話「一番大事なもの」
【所属】 宇宙帝国ザンギャック
【分類】 行動隊長
【プロフィール】 元々は体表に光を屈折させ、カメレオンのような保護色での隠密任務を得意とする宇宙人
【強化改造】 屈折ナノ表皮、バズーカ左腕
【特殊任務】 金のなる木奪取作戦
【生物モチーフ】 シャミセンガイ
【名前の由来】 ナノマシン+口癖「~なのだ」

【海賊戦隊ゴーカイジャー】

ザンギャックの行動隊長。

自身の表皮をインサーンの手で強化し、肉体を100%完璧に透明化させる事のできる「屈折ナノ表皮」を取り付ける改造手術を施されている。
更に左腕にエネルギーバズーカを追加改造され、あらゆる物を焼きつくす熱線を発射する。

大富豪・春日井高蔵が持つ「金のなる木」という隕石から生えてきた金を実らせる植物の強奪を目論む。
春日井の屋敷に入り込むが、金のなる木の部屋から追い出されてしまい、更に隠密行動特化で戦闘力は低い為、変身前のルカにあしらわれ、ボウケンイエローに豪快チェンジしたイエローのバケットスクーパーで遥か彼方へ吹っ飛ばされる。

その後、左腕からの強力な火炎弾でセキュリティを吹っ飛ばそうとするが、屋敷全体を燃やしてしまう。
金のなる木まで燃やしてしまう事をブルーに指摘される失態を見せ、高蔵と彼の娘・小牧の救出に向かったイエロー以外のゴーカイジャーが豪快チェンジしたジャッカー電撃隊にゴーミンを一掃され、4人のジャッカーハリケーンに怯む。

そこへイエローレーサーに豪快チェンジしたイエローが駆け付け、ブルーからゴーカイサーベルを受け取ったイエローに再び散々痛め付けられ、ゴーカイスラッシュを受け敗北(上記の台詞はその際のもの。その直後、イエローは「どういたしまして」と返答している)。

その直後、巨大化ビームを浴びて巨大化する。
身体を軟化させる事でゴーカイオーの攻撃を避けるが、続け様に放たれた攻撃で上空へ弾き飛ばされ、最期はデカゴーカイオーのゴーカイフルブラストで宇宙まで押し上げられ爆散した(その際に「宇宙まで来ちゃったよ、ボーン!」と叫んでいる)。

【仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦】

大ザンギャックの怪人として登場。

最終決戦ではヴァンナインイソギンジャガーと共にバトルフィーバーJのバトルフランスと交戦する。

【余談】

序盤で見せた透明化能力を等身大戦や巨大戦で使用する事はなく、その能力を十分に使いこなせてはいなかった。
根本的に頭が悪く、ノリも良過ぎ、「~なのだ」が口癖。

残虐な作戦を実行し、性格も容赦のない外道揃いだったまで行動隊長とは違い、彼はコミカルなキャラクターでもある。
『ゴーカイジャー』で声を演じる高木氏はアドリブを得意としている為、戦闘中に発していた面白い悲鳴はかなりの数がアドリブと思われる。

バルパンサーに豪快チェンジしたイエローに翻弄された際の台詞「1たす2たす!?1たす2たす!?」は『太陽戦隊サンバルカン』の後期ED「1たす2たすサンバルカン」、ジャッカーハリケーンを受けた際の台詞「スペードダイヤハートクラブ、ヘイヘイヘイ」は『ジャッカー電撃隊』のOP「ジャッカー電撃隊」の歌詞のパロディとなっている。

名前の最初を同じ言葉で繰り返し、最後の辺りを口癖にして、コミカルな言動などが『激走戦隊カーレンジャー』のボーゾックの荒くれ者を彷彿させる。

頭部から首にかけてシャミセンガイのような意匠が確認でき、全身の管状のパーツはシャミセンガイの肉茎に酷似している。

てれびくん2011年8月号の『ルカとアイムがえらんだ!ザンギャックおもしろ怪人ベスト5!!』で第3位に入った。
ルカ曰く「こいつを倒したら100万円もらえる約束した。姿を消せる面白い奴だった」

てれびくん2012年1月号の『宇宙ゴーカイ新聞・ザンギャックおもしろ怪人ベスト10!!』でも第4位に入った。

『ゴーカイジャー』の同話でゲスト出演する春日井高蔵役の島津健太郎氏は次々作『獣電戦隊キョウリュウジャー』でジェントル役として準レギュラー出演している。

『ゴーカイジャー』で声を演じる高木氏は前作でも第6話に登場する怪人の声を演じている(所属組織も宇宙から来ている)。
更に次作でも「アイテム強奪の任務に長けるが、直接戦闘では実力はそれ程ではない」怪人の声を演じている。

最終更新:2014年10月27日 21:40