サルガミ

「サルガミは去るのみ~…」

【名前】 サルガミ
【読み方】 さるがみ
【声/俳優】 大杉漣
【登場作品】 忍者戦隊カクレンジャー
【登場話】 第21話「サルマネ必殺技」
【分類】 妖怪
【妖怪モチーフ】 猿神
【その他のモチーフ】 ミュージシャン

【詳細】

妖怪の1人。没落した霞流忍術道場の25代目師範・霞大五郎を装う。

妻子と忍術をバカにする少年達に化けたドロドロと芝居を打ち、サイゾウの人の良さに付け込み、「再興の為の人寄せに」と剣技をお披露目させる。
それによりカクレンジャーの技を「サルガミ流」として猿真似し、プライドが高い為に貴公子ジュニアが演技を「猿芝居」と評した際、「名演技と呼んで頂きたい」と苦言を呈している(ジュニアはすぐに「アカデミー賞物の名演技」と訂正した)。

しかし、騙されていた事を知ったカクレンジャーが逆手に取り、「カクレンジャーボールのニューバージョンに立ち会ってほしい」と言い、それも体得しようとするが、この技自体が真っ赤な嘘だった為にカクレンジャーボールを受け敗北。

その直後、妖怪エネルギーの落雷を浴びて巨大化する。
サルらしい身の軽さで獣将ファイターに応戦するが、バトルサルダーのサルダークローとバトルロウガンのロウガンクローに怯み、最期はファイタークラッシュを受け爆散し、梵字の形になったまま昇天していく妖怪エネルギーも消え去った(上記の台詞はその際のもの)。

昔の「猿神」は化け猿の親分らしく、「攫った若い娘の着物を着て喜ぶ」という変な妖怪だった。
名前にはと付いているが、これは単に「神の名を騙ったサルの妖怪」というだけに過ぎない。

【余談】

カクレンジャーに騙された事に怒った際はブルーから「騙した奴は騙されんだ!思い知ったか、猿真似野郎!」、レッドから「このインチキザルめ、こっちは正統派の流れを組む『猿飛』のサルだい!」と一蹴されている。

同話で講釈師がTVの前の視聴者に「パンはパンでも、お爺さんが好きなパンはな~んだ?」(答:ジーパン)という忍者クイズを出している。

演じる大杉氏は俳優としての知名度が高く、スーパー戦隊シリーズでの出演は今作が初となる。

最終更新:2013年04月14日 18:46