【名前】 |
スミロドン・ドーパント |
【読み方】 |
すみろどん・どーぱんと |
【声】 |
高戸靖広 |
【登場作品】 |
仮面ライダーW 仮面ライダー×仮面ライダー フォーゼ&オーズ MOVIE大戦MEGA MAX 仮面ライダージオウ NEXT TIME ゲイツ、マジェスティ |
【分類】 |
ドーパント |
【メモリ】 |
スミロドンメモリ |
【綴り】 |
SMILODON |
【頭文字デザイン】 |
二つの交差するキバ(S) |
【モチーフ】 |
スミロドン |
【生体コネクタ位置】 |
ガイアドライバー(首輪型) |
【仮面ライダーW】
園咲家の人間が持つ特別な上位メモリの一つ、「スミロドン」の
ガイアメモリで園咲家の飼い猫であるミックが変身した
ミュージアムの幹部ドーパント。
ホッパー・ドーパントと並ぶ「ミュージアムの処刑人」とされ、ミュージアムを裏切った
冴子の処刑も担当。
ちなみにスミロドンの正確な英語読みはスマイロドンとなる。
ルナトリガーの追尾弾を容易く交わし、アクセルトライアルを翻弄するほどの驚異的なスピードが最大の武器で、爪による攻撃を得意し両腕を合わせる事でキャッツアイと呼ばれる形態となる。
この爪による一撃は相手を粒子化させ消滅させる力を持つ。
元々の能力に加え動物が変身しているだけあって、その反射速度は人間のそれを遥かに凌駕する。
ミック自体は普通の猫であるのだがガイアメモリを使う事で等身大に巨大化。
また、猫の状態ではガイアメモリを指せないので誰かがメモリをドライバーに差し込む必要がある。
出撃する際には常にドーパント形態のため、翔太郎達はミックが正体だとは終盤まで気づいていなかった。
度々ダブル、アクセルと交戦していたが、そのスピードで圧倒。
イービルテイル争奪戦においてはエクストリームの反応速度を超え、トライアルですら凌ぐ等スピードの本領が発揮されまさに並ぶもの無しの速さであったが、自分の本を閲覧し終わり過去を思い出したフィリップによって食事を与えられるときの仕草を見せられた事で待機姿勢になり、その体勢のままメタルスタッグブレイカーでドライバーをピンポイントに破壊されメモリブレイクされた。
トライアルを上回る速度で同速の
Rナスカ・ドーパントも超えたスピードを持っていると考えられ、現時点ではWの世界で最速の怪人だと思われる。
劇中において
琉兵衛が
霧彦に「ミックに負けないようにな」と言われていたが、戦闘面において能力はナスカの上位形態すら上回っており元々の任務の処刑や重要な任務であったイービルテイル捜索を任されるなど、事実上組織の中では霧彦に比べ高い位置にあったようだ。
元々はフィリップ(園咲来人)が3歳の時に父に買い与えられたペットで、メモリブレイク後は本来のごく普通のおとなしい猫になり鳴海探偵事務所のメンバーにも普通に懐いている。
その後は翔太郎によって鳴海探偵事務所に保護された。
最終回(
ユートピア戦の1年後)においても探偵事務所にいるかどうかは不明だが、翔太郎がペットショップでキャットフードを購入している事から生存はしている様子。
幼いころのフィリップが命名した事を考えると、少なくとも10年以上は生きていることになりかなりの高齢と思われる。
【小説 仮面ライダーW ~Zを継ぐ者~】
【仮面ライダー×仮面ライダー フォーゼ&オーズ MOVIE大戦MEGA MAX】
【仮面ライダージオウ NEXT TIME ゲイツ、マジェスティ】
超スピードは披露せず、ゲイツマジェスティが召喚した仮面ライダーナイトの持つウイングランサーでダメージを受け、ゼロノスのゼロガッシャーボウガンモードに撃ち抜かれ爆散した。
【余談】
スミロドンとは「ナイフの歯」を意味する名前を持つサーベルタイガーの一種。
新生代新第三紀鮮新世後期から第四紀更新世末期の南北アメリカに棲息したと考えられている。
動物が変身しているドーパントには
ケツァルコアトルス・ドーパント試験体が登場しているが、幹部格の怪人が人間ではないというのは珍しい。
さらに言えば
ガイアドライバーとダブルドライバーは基本的なシステムが同じであり、運用するメモリの利用方法が異なるくらいの差異しかない。
ドーパントはメモリの毒素に蝕まれると暴走してしまう危険性があるので、幹部格は安定運用のためのドライバーを用いるわけだが、
ミックは、いやスミロドン・ドーパントは「動物が変身アイテムと変身ベルトを使って怪人に変身する」極めて珍しいキャラクターといえる。
ちなみに猫が変身していたキャラクターは、仮面ライダーゴーストにてユルセンが該当する。
あちらは猫の魂を使ったアバターがユルセンであり、眼魂のシステム適用第1号だったため、「仮面ライダーと同じ変身アイテムを使った怪人」である。
最終更新:2020年03月24日 20:12