【詳細】
左手首に巻かれたライダーブレスに
ザビーゼクターを装着することで変身する。
他のマスクドライダーと異なり資格者が明確に「ZECT本部直属部隊"シャドウ"のリーダー」と決められている(唯一の例外は三島正人)。
しかしシャドウのリーダーであるとしてもザビーゼクターが資格者に適してないと判断したらあっさりザビーゼクターに見限られ変身できなくなってしまう。
劇中での様子からザビーゼクターが変身者に求める資格は「集団を統率する、チームの長」。
これは現実世界でのスズメバチが高度な社会性を持つ昆虫である事に由来するものと考えられる。唯一作品中盤から姿を見せなくなったライダーである(資格者が不在となったため。詳しくは後述)。
最初の資格者は矢車想。
シャドウの隊長としてチームメンバーを統率する立場でありながらカブトを目の敵にし、抹殺しようと勝手な行動を繰り返し(この時点ではまだカブトの抹殺命令は出されていない)シャドウの輪を乱した矢車はザビーゼクターから資格者不適合と判断され変身資格を失った。
その直後加賀美新が資格者となるも自らそれを返上。
後に矢車に従順なフリをしつつもザビーの変身資格を剥奪しようと目論んでいたシャドウの隊員、影山瞬も晴れてリーダーになり変身資格を得たものの、やはりカブトを邪魔に思い陥れようと風間大介を騙したり、ゴンを人質に取ったり、カブトの排除=ZECTの為と非道な行為を繰り返す。
更にザビーゼクターをカブトに奪われるなど矢車以上の失態を繰り返したためにザビーゼクターどころか、ZECTそのものから不協和音扱いされ見限られ、ついにはシャドウ、
ワーム両側から敵視される事になる。
結果的に何故かカブトに対して敵対心を抱く者がザビー変身資格者になってしまっている(三島正人もザビーに変身した事がある)。
ちなみに加賀美は矢車が抜けた後のシャドウのリーダーとしてザビーの資格者に選ばれたものの、ZECT上層部の命令であった天道総司=カブトの抹殺命令を拒否、カブトとの共闘を望む事から自らザビーの資格を放棄した。
また、このライダーに変身した事がある者は皆、後に別の異なる「変身形態」(矢車:キックホッパー、加賀美:ガタック、影山:パンチホッパー、三島:グリラスワーム)を見せている。
【仮面ライダーディケイド】
弟切ソウが変身する仮面ライダー。上の例にもれず、弟切も
フィロキセラワームという「変身形態」を見せている。
雑誌インタビューでは、当初の予定では弟切ソウは仮面ライダーダークカブトに変身するはずであったが、ネガの世界にダークカブトを登場させるため変更したとされている。
最終更新:2024年03月08日 00:41