マグマ・ドーパント

「お前も、ここの社員か?ならば…燃えろ!」

【名前】 マグマ・ドーパント
【読み方】 まぐま・どーぱんと
【声/俳優】 YOH(W)
【登場作品】 仮面ライダーW
仮面ライダー×仮面ライダー ウィザードフォーゼ MOVIE大戦アルティメイタム
【登場話(W)】 第1話「Wの検索/探偵は二人で一人」
【分類】 ドーパント
【変身者】 戸川陽介
【メモリ】 マグマメモリ
【綴り】 MAGMA
【頭文字デザイン】 Mを象った形状の火山(M)
【生体コネクタ位置】 左腕
【特色/力】 マグマの記憶による超高熱
【モチーフ】 マグマ、ライオン?

【仮面ライダーW】

市販されている「マグマ」のガイアメモリで風都トップブランドのアパレルメーカー「ウインドスケール」の元社員、戸川陽介が変身したドーパント。

マグマの記憶から派生した超高熱のエネルギーを自由自在に操る能力を持ち、溶岩がそのまま人型になったような姿をしている。
湧き上がるマグマを鬣に見立てたのか、冷えて固まった溶岩で出来た顔には鋭い牙が2本伸びているためこちらを威嚇するライオンのようにも見える。
生み出した超高熱であらゆる物を溶解し、ビルの基礎も地盤と共に崩落させる程の力を有する。
身体から生成した火山弾を目標に向けて発射する攻撃も得意としているが、火山弾の威力はさほどでもない。

戸川はリストラされた私怨から戸川がガイアメモリを購入してドーパントとなっていたが、ガイアメモリの毒素が精神を蝕み次第に完全に怪物と化して所構わずに暴れ回るようになってしまう。

ウインドスケールへの攻撃は単独犯と思いきや、戸川には共犯者がおり、ガイアメモリの力に飲まれ暴走し始めたためそちらに見限られてしまい、
店舗を襲撃しようとしたところを左翔太郎に発見されたためドーパントへと変身。

仮面ライダーダブル サイクロンジョーカーと戦い、火山弾を連射してダブルを近づけなかったが翔太郎の相棒であるフィリップがダブルのメモリを切り替えルナジョーカーへとチェンジ。
自由自在に伸縮する腕と脚で火炎弾を振り払われた上、追撃も受け、サイクロンジョーカーへと戻ったダブルのジョーカーエクストリームによりメモリブレイク。

だが生身に戻った瞬間、地中から出現したティーレックス・ドーパントに飲み込まれ、しばらく後死体となって発見されてしまった。

【仮面ライダー×仮面ライダー ウィザード&フォーゼ MOVIE大戦アルティメイタム】

アクマイザーが生み出した再生怪人の1体として登場。

【余談】

仮面ライダーWに登場した怪人の第1号。

変身者である戸川陽介が直接登場しているシーンは少ないが、メモリの毒素による中毒症状と思われる形相であり、ガイアメモリと美味く適合できていなかったようにも思える。
「マグマ」という超高熱を操る能力を上手く使えばダブルともいい勝負は出来ただろうに。

攻撃技として使っている火山弾も本体から分離している時点で急速に冷めるため温度を維持しづらく、そもそも固まりかけた溶岩は脆いため威力自体低いのも当然と言える。
舗装材を溶かしてマグマオーシャンにするなり、超高熱を発し続けてダブルの攻撃を尽く蒸発ないし近づけさせなければ勝機はあった…と思われる。
負けた怪人にああすればこうすればと言っても全ては終わったことであるが。

ちなみにマグマは珪酸塩鉱物を主成分とし天体を構成する固体がその内部で溶融しているものを意味する。
火山噴火などで地表に流出したマグマは溶岩と呼ばれるが、学術的に区別されているものの、明確な線引は無い。

最終更新:2022年08月26日 02:40