ズ・バヅー・バ

「キョグギン・ジャンママ・ズ・バヅー・バ・ザ」(脅威のジャンパー、ズ・バヅー・バだ)

【名前】 ズ・バヅー・バ
【読み方】 ず・ばづー・ば
【声/俳優】 小川信行
【登場作品】 仮面ライダークウガ
【登場話】 EPISODE5「距離」
EPISODE6「青龍」
【分類】 グロンギ
【通し番号】 第6号
【所属集団】 ズ集団
【特色/力】 素早い動きと跳躍力
【生物モチーフ】 バッタ
【その他のモチーフ】 仮面ライダー旧1号
【名前の由来】 ズ(ズ集団に属する)・バヅー(バッタ)・バ(昆虫)

【詳細】

ズ集団に所属するバッタ種怪人。

スプリング状の螺旋構造となった筋肉を持ち、素早い動きと高い跳躍力を持つ。
ジャンプ力はひと跳びで25m、100mは3秒で走破可能。
上位集団に見られる武器生成能力は持たないため徒手空拳を駆使して戦うが、その機動性は驚異的。

ゴ集団に属するバダーとは双子の弟という設定で、人間態、怪人態共に両方の姿がによく似ている。
また、兄弟揃って煙幕や煙の類を苦手としている(人間体は両方とも小川氏が演じ、スーツもバダーに改造された)。
劇中で公式のゲゲルを描写された唯一のズ怪人で、「記念すべきファーストプレイヤー」と発言した。

人間体は茶色のマフラーを巻いたアフロ頭の男性。
東京にやってきた際、リントの使っている「お金(硬貨)」という物に興味を示していた。
また、メビオがゲゲルに関係なく人を襲った際、それをやめさせようとする描写もあったが、ザインに「ラデ・ログ・ギギ(待て、もういい)」と止められている。

自身の跳躍力を活かし、地上にいる人間を高所へと運んで突き落とし殺害するというゲゲルを決行(時間制限は不明)。
多くの人々を襲っていたがそれを察知したクウガと戦闘に入る。

自慢のジャンプ力とスピードでクウガを翻弄するが、「もっと高く飛べたら」という思いで覚醒したクウガドラゴンフォームに追いつかれてしまう。
しかし、ドラゴンフォームの致命的な弱点、「俊敏性を向上させるため打撃力が低く、装甲が薄い」という点を即座に見抜き圧倒。
叩きのめし余裕を見せつけてから、苦手とする工場の煙を避けるためにクウガを置いて去って行き、他の怪人達と合流すると彼らの前で機嫌良く酒を煽った。

その後警官を襲っていたが連絡を受けた五代がバヅーを発見し、ドラゴンフォームと再戦(直接ドラゴンフォームに変身していたため五代も困惑していた)。
やはり打撃力の低いドラゴンフォームを圧倒するが、古文書を読み解いて駆けつけた桜子の助言により、モーフィングパワーで手にした鉄の棒を変化させたドラゴンロッドをクウガが手にしてからは形勢逆転。
素早い連続攻撃に追い詰められ、最期はスプラッシュドラゴンを受け爆散した。

第1話における古代のクウガとの戦闘シーンではドラゴンフォームに倒されている描写があり、五代がドラゴンフォームにチェンジした時も「そうだ、その青がいい」と叫んだ。
本人としてはリベンジマッチのつもりだったのかもしれない。

【余談】

演じる小川氏は当初は主人公の「五代雄介」役のオーディションを受けていたという。

間違えやすいが、「ズ・バズー・バ」ではない。
モチーフの「バッ タ」に由来する。

雑誌『宇宙船 91号』に「ガバギビガラビ・キョグリパバギ」(赤い貴様に興味はない)という台詞が掲載されていたが、本編中では発言していない。
本文中にもある青のクウガへの言及

放送当時発売された格闘ゲームでは、使用可能キャラの1体として登場。
裏モチーフは色、バイクに乗っている、力より技に秀でる、バッタがモチーフなどから仮面ライダー旧1号だろう。
一方、バダーは、ズより力の強いゴに所属していたり、モチーフが同じバッタで、乗り物がバイクな事から、こちらは2号ライダーだろうか。

最終更新:2021年10月06日 18:30