行動隊長シカバネン

「いい顔だ…ゾクゾクするぜぇ~」

【名前】 行動隊長シカバネン
【読み方】 こうどうたいちょうしかばねん
【声】 太田哲治(ゴーカイジャー)
【登場作品】 海賊戦隊ゴーカイジャー
仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦
【登場話(ゴーカイジャー)】 第1話「宇宙海賊現る」
【所属】 宇宙帝国ザンギャック
【分類】 行動隊長
【プロフィール】 元々は摂取したエネルギーを爆発的に燃焼させる事のできる内燃器官を持つ宇宙人
【強化改造】 生体粒子砲
【特殊任務】 地球人完全掃討作戦
【生物モチーフ】 ヤツメウナギ
【その他のモチーフ】 キルギス星人
【名前の由来】

【海賊戦隊ゴーカイジャー】

ザンギャックの行動隊長。バリゾーグ曰く「ワルズ・ギル様好みの冷酷な行動隊長」。

内燃器官をインサーンの手で強化し、「生体粒子砲」を取り付ける改造手術を施されている。
体内で精製したエネルギーを全身の生体粒子砲から集束ビームとして発射し、周囲を破壊する事で一瞬にして焦土化できる。

上述の評価通りに逃げ遅れた子供も逃さずに殺害しようとし、上記の台詞通りに人間が怯える顔を楽しむ残忍さを持つ。
ザンギャックの地球侵略第1陣として出現し、大艦隊を率いて地上を攻撃していくが、その行為を「気に入らない」として出現したゴーカイジャーがゴレンジャーやシンケンジャーなどに次々と豪快チェンジし、ゴーミンスゴーミンを殲滅され、最期はゴーカイスラッシュを受け爆散した。

【仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦】

大ザンギャックの怪人として登場。

最終決戦ではシンケンピンク、ファイズゴーオングリーンと交戦する。

【余談】

名前が「屍」に由来する理由はザンギャックの行動隊長そのものの誕生秘話と関係している。
当初はデザイナー・韮沢靖氏が自身がデザインした怪人に「○○ダムド」と仮ネームを付けていた時期があり、その名前を見たスタッフに「ダムド」の意味を聞かれた際に「屍です」と答えたところ、そのまま提案された事が決定的な理由らしい(「○○ダムド」はウオーリアンまで使われていた)。

テレビ朝日公式サイトの「ザンギャック」のコーナーで巨大化した際の身体データが一時期記載されるが、次話の行動隊長が掲載されると同時に修正された。

腹部に8つの眼状の球体がある他、肩から伸びる突起や頭部などにヤツメウナギを彷彿させる部分が全身に多くある。
韮沢氏によれば、「『シルバー仮面』のキルギス星人をモチーフにした」らしい。

ヤツメウナギをモチーフにした怪人はスーパー戦隊シリーズにおいて『科学戦隊ダイナマン』のエレキウナギ以来の登場となる。

放送当時に発売されたゲーム『あつめて変身!35戦隊!』では敵キャラの1人として登場。
ワルズ・ギルによってオタ・カーラ遺跡に送り込まれ、巨大化も果たしている。

シリーズ第40作目でも銀色がメインカラーの怪人第1号が登場している(あちらも射撃能力に特化し、所属組織も宇宙から来ている)。

『ゴーカイジャー』で声を演じる太田氏は特撮作品での出演は今作が初となる。

最終更新:2016年02月18日 19:54