お約束:ダークヒーロー

【お約束】 ダークヒーロー
【読み方】 だーくひーろー
【該当作品】 戦隊シリーズ、平成ライダー問わず

【詳細】

歪んだ理由や動機でヒーローとなり、主人公と敵対する者たち。

怪人あるいはそれに近いものが変身する「悪のライダー」「悪の戦隊」もこれに分類される。
なお怪人が既存する戦隊ヒーロー、又はライダーに化けたものは偽者ヒーローに分類される為ダークヒーローには該当しない。

幾つかパターンが存在する。

敵として登場し、主人公側と和解することなく、倒されてしまうもの。怪人による変身体はほとんどこれに分類される他、仮面ライダーの劇場版に登場する仮面ライダーはボスとしての登場故にこちらに分類されることがほとんど。

主人公と和解が成立し、後に共闘するようになるもの。主に戦隊シリーズによく見られる。
味方にはなったものの、結果的に戦死してしまうパターンもある(上記の2名はいずれもこれに該当する)。
敵対していた頃とは違う姿になったり(魔導騎士ウルザードなど)、別の人物に力が受け継がれて仲間入りする場合もある(仮面ライダーデルタなど)。
ゼロワン劇場版に登場したエス/仮面ライダーエデンは、彼の目的からゼロワンと敵対していたが、その本心を知った或人や滅/仮面ライダー滅からは見逃される形となった非常に珍しいタイプ。

  • 主人公側として戦っていたが、(一時的も含め)敵側に移るもの(仮面ライダー1号&仮面ライダー2号、外道シンケンレッド他)
元は主人公に味方していたが、後に敵対してしまうもの。怪人に洗脳された場合、洗脳によって外見や名前が変化したもののみを含める。

  • 腹に一物抱えてはいるが、基本的に主人公側(仮面ライダーカイザ、タイムファイヤー他)
こういった立場のキャラクターもダークヒーロー扱いされることがある。「ライバルヒーロー」とでも言う方が適切かもしれない。

平成ライダーシリーズでは戦隊シリーズほどヒーローvs怪人の構図がはっきりしていないため、ダークヒーローでなくとも一時的に主人公と敵対してしまう場合がある。
また、『龍騎』や『ディケイド』のようにライダー同士の戦いを描いた作品では特に登場が顕著となる(ディケイド自身がダークライダーという考え方もある)。

お約束:疑似ライダーもダークヒーローと言えなくもないが、概念としてはやや異なる立ち位置に在るため、そちらはリンク先を参照していただきたい。

近年の仮面ライダー作品では劇場版作品ではほぼ毎年、敵ライダーが登場している他本編中でもダークライダー、ネガライダーと呼ばれる仮面ライダーが登場している。
変身者が伏せられている場合もあり、そういった謎を解き明かすことも物語を盛り上げるスパイスとして機能している。

平成ライダー初期では怪人となってしまい暴走する登場人物も多かったが、近年ではそういった存在はダークライダーに変身する例が増えている。

最終更新:2022年04月02日 03:49