魔化魍オロチ

【名前】 オロチ
【読み方】 おろち
【登場作品】 劇場版 仮面ライダー響鬼と7人の戦鬼
【所属】 血狂魔党
【分類】 巨大魔化魍
【餌】 人間(特に少女を好む?)
【特徴音】 不明
【特色/力】 高温度の火炎攻撃、どんな環境でも発揮できる俊敏性
【妖怪モチーフ】 大蛇
【生物モチーフ】 ライオン、龍
【登場地域】 どこかの海岸

【詳細】

劇場版 仮面ライダー響鬼と7人の戦鬼に登場する獅子の鬣を持つドラゴンのような巨大魔化魍。

巨体でありながらその身をうねらせながら宙を、海を自在に舞う高い俊敏性を誇り、太い尾による打撃や口から吐き出す三千度もの火炎弾の威力は極めて強力。
その顎は何でもかみくだくほど強靭であり、その凄まじい強さから戦国時代最強の魔化魍とされるほど。
劇場版において過去と現在両方に出現し、猛威を振るっていた。

過去編ではオロチの童子と姫達と共に海底に鬼岩城という城を構え、定期的に近くの村にエサとして人間を差し出すようにと脅しをかけていた。
このエサは少女が多く、条件は不明だが生贄に選ばれた少女の手の甲には梵字型の痣が浮かぶ。
これをそのまま放置していると呪によって様々な病にかかる上、腹をすかせたオロチが暴れだしてしまうため村の人間はオロチに人間を捧げるしか術は無かった。

オロチの脅威を威光として示しつつ「血狂魔党」なる魔化魍集団が結成されていたが、組織の運営等は童子達が担当していた模様。

現代編でもどこかの海岸に出現。
童子達の手を介した様子がないことだが、恐ろしいことに自然発生した個体ということになる。
退治に出た響鬼に重傷を負わせどこかへと飛び去った。

過去編では重要な部分が破れて読めなかったが、退治されたとして文献に残されており、それが現代におけるオロチ退治に繋がる事になる。

現代では復活した響鬼が明日夢の探し出した「猛士の刀」が変化したアームドセイバーの波動によって装甲響鬼へとパワーアップ。
尾を斬り落とされ、最期は「鬼神覚声」によって真っ二つに斬り裂かれ石化するように倒された。

劇場版のエピソードはテレビ本編とは関わりのないパラレルワールドの話であるが、本編ではあらゆる魔化魍が無作為に出現する現象の名前として登場している。

【他の作品】

漫画版では過去編だけの描写のため、魔化魍に立ち向かう事を決意した村人の投網によって動きを封じられたところに鬼神覚声で真っ二つにされ倒された。

TV版では終盤で起こった異変の名称として登場する。

劇場版の後日談として描かれた『HERO SAGA』の一篇では別個体にして完全体のヤマタノオロチが出現した。

【余談】

モチーフは獅子とドラゴン。

最終更新:2024年02月15日 02:09