【名前】 |
魔化魍オトロシ |
【読み方】 |
まかもうおとろし |
【登場作品】 |
仮面ライダー響鬼 |
【登場話】 |
十之巻「並び立つ鬼」(秩父) 四十二之巻「猛る妖魔」(東秩父) |
【分類】 |
超大型魔化魍 |
【登場地域】 |
埼玉県秩父地方 埼玉県東秩父村 |
【特色/力】 |
時速660kmでの飛行、甲羅にある目 |
【妖怪モチーフ】 |
おとろし |
【生物モチーフ】 |
サイとリクガメ |
【詳細】
100年に一度出現するという珍しい超巨大魔化魍。
サイと亀が合わさったような外見を持ち、その巨体で獲物を押しつぶして喰らうことを好む。
9.99tもの重量を持ちながら意外に機敏な動きを見せ、手足を甲羅に収納しガスのようなものを噴射して空中を飛行する事もできる。
硬い甲羅は非常に強固で音撃管程度の銃撃は簡単に弾いてしまうが、甲羅の左右には一つずつ目があり、そこは弱点となっている。
理由は不明だが100年単位で出現するという珍しい個体のため、秩父に出現した当初は
オオクビか
バケガラスだと思われていた。
幼体時は巨石に擬体して山道を転がり、車ごと人間を押しつぶして捕食するという方法で成長し、成体となると岩の殻を脱ぎ捨てさらに巨大に成長するという特性を持つ。
伝承では謎の多い存在とされており、神社の鳥居の上に潜み人を襲うとされる。
また、長い黒髪を持つと言われる事があるが、こちらは飛行する際に両足から噴出する黒煙を見間違えたものだとされている。
【仮面ライダー響鬼】
【秩父のオトロシ】
埼玉県秩父地方の土地に出現。気温7℃前後、湿度65%の環境によって成長した。
山道を転がりながら成長しつつ人里間近に迫るが、童子達が響鬼・威吹鬼に倒されると突如飛行して街を目指した。
しかし、威吹鬼の音撃管を殻にある目を打ち抜かれバランスを崩してダムに落下。
音撃鼓による攻撃を一度は退けるが、音撃射・疾風一閃で大きなダメージを負い、続けざまに響鬼の音撃打・猛火怒涛の型を受け倒された。
【大月のオトロシ】
大月にオトロシの童子と姫のみが出現。
オトロシを育てるためではなく、
乱れ童子を倒すために生み出された存在であるため、オトロシは出現していない。
【東秩父のオトロシ】
東秩父地方に出現。
本来は100年に一度出現すると言われるが、
オロチ現象により単体で出現。
轟鬼を踏みつぶして重症を負わせたが、威吹鬼の音撃射を受け倒された。
【余談】
日本妖怪モチーフは「おとろし」。生物モチーフはサイと亀。
おとろしとは絵巻物にも名称以外の解説文が一切なく、民間伝承にすら残っていない謎の妖怪。
「おどろおどろ」とも呼ばれる。
最終更新:2022年12月08日 12:10