魔化魍カシャ

響鬼「今日の俺は強いぜ!」

【名前】 魔化魍カシャ
【読み方】 まかもうかしゃ
【登場作品】 仮面ライダー響鬼
仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦
仮面ライダー×仮面ライダー 鎧武ウィザード 天下分け目の戦国MOVIE大合戦
【登場話(響鬼)】 三十之巻「鍛える予感」(四谷)
三十一之巻「超える父」(四谷)
四十五之巻「散華する斬鬼」(さいたま)
【分類】 等身大魔化魍
【餌】 人間
【特徴音】 なし
【特色/力】 燃え上がる火輪への変化、火炎攻撃
【妖怪モチーフ】 火車
【生物モチーフ】 キツネ
【登場地域】 東京都新宿区四谷
埼玉県さいたま市

【詳細】

狐のような顔を持つ等身大サイズの夏の魔化魍。

顔の周りには火炎を模した車輪を備えているのが特徴で、腰にはしめ縄を巻き、足には脚袢と地下足袋、両手には手甲をつけ真っ白な全身にはびっしりと梵字が描かれている。
この梵字の霊的な力の作用で姿を消す事ができ、神出鬼没に現れては人を襲う。

これといった好みはないのか、餌となる人間に対してのこだわりがないようだが、個体によっては特定の人物の周辺にいる人間に狙いを定める等、悪意に満ちた動きを取る場合もある。

四谷に出現した個体は洋館の男女によって改造されており、魔化魍ワニュウドウの特性を付与されている。
燃え上がる車輪のような姿に変形し、回転しながら高速で移動する他、梵字の力で姿を消すと人魂のような怪火を伴う。
この状態で人間に襲いかかり、灰になるまで焼き尽くす他、首の車輪からディスクアニマルを焼き尽くす凄まじい炎を発射する。

故事によれば、『火車』は「人間の死体を食べる」として伝承されてきた怪物らしく、葬儀の葬列などを襲い、死体を奪うとされている。

【仮面ライダー響鬼】

【四谷のカシャ】
四谷の付近に出現した個体。平均気温24℃前後と平均湿度65%程の環境で成長した。

白のクグツではなく、洋館の男女が生み出した改造個体であり、幼少期から自ら餌を捕る能力を有するため童子と姫の力を借りずに自力での成長を可能としている。
燃え盛る車輪に変形して高速で移動する能力を持ち、その能力から「魔化魍ワニュウドウの特性を併せ持った新しいタイプ」とも考えられる。

夜中に出現した際は強力な火炎で威吹鬼を苦戦させるが、駆け付けた響鬼の攻撃に怯むと撤退する。
その後、昼間に再出現し、車輪形態で響鬼紅を翻弄するが、灼熱真紅の型を受け倒された。

【さいたまのカシャ】
さいたまに出現した個体。オロチ現象によって大量に発生した。

こちらは通常のカシャなのか外見は四谷に出現した個体と同様だが、車輪への変形能力や姿を消す能力は使っていない。
対象に付着した唾液を発火させる能力を有し、京介の元同級生の1人を殺害して、もう1人も狙うも京介の邪魔が入る。
と共に明日夢と京介を追い詰めるが、装甲響鬼の鬼神覚声を3体と共に受け倒された。

四谷に出現したタイプには無い唾液の発火能力は本来の魔化魍カシャの能力である可能性も考えられる。

【仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦】

大ショッカーの怪人として登場。

最終決戦では電子戦隊デンジマンのデンジピンクや科学戦隊ダイナマンのダイナイエローと交戦する。

【仮面ライダー×仮面ライダー 鎧武&ウィザード 天下分け目の戦国MOVIE大合戦】

武神鎧武配下の怪人として登場。

【余談】

民間伝承に残される妖怪であり、「火車はネコの姿としている」という事は化け猫の一種だが、キツネがモチーフになった理由は不明(元は別の魔化魍のデザインだった可能性もある)。

最終更新:2024年02月17日 01:42