【名前】 |
魔化魍カマイタチ |
【読み方】 |
まかもうかまいたち |
【登場作品】 |
仮面ライダー響鬼 |
【登場話】 |
三十二之巻「弾ける歌」 三十三之巻「装甲(まと)う刃」 |
【分類】 |
大型魔化魍 |
【特色/力】 |
大鎌を用いた一撃、暴風を発生させる |
【妖怪モチーフ】 |
鎌鼬 |
【生物モチーフ】 |
イタチ |
【その他のモチーフ】 |
鎌 |
【登場地域】 |
東京都奥多摩地方 |
【詳細】
「鎌鼬」として伝承を残す巨大魔化魍。
洋館の男女によって新たに生み出された魔化魍で外見は巨大なイタチのケルベロス。
中央の顔はイタチそのものだが耳が鎌と化し左右の頭はそれぞれ半面が白骨化し巨大な鎌を加えている。
それぞれの頭部の目の下には文字のような紋様がある。
暴風を操る能力を持ち、巨大竜巻のような暴風と共に現れ巨体による体当たりや、左右の頭部が咥えた鎌を投げつけ攻撃する。
鎌を振るって風のエネルギーを生み出し標的を吹き飛ばしたりもする上、自分の周囲に暴風を維持し周囲の瓦礫を飛ばしつつの突進攻撃も繰り出す。
故事では三匹のイタチとして書かれることが多い。
そのことから奥多摩の個体のように三つ首を持つものの他に、三体に分裂する能力を持つ個体がいると考えられる(だが、登場したのは三つ首を持つ奥多摩の個体のみ)。
【仮面ライダー響鬼】
【奥多摩のカマイタチ】
東京都奥多摩地方の土地に出現。気温18℃、湿度78%の環境によって成長した。
突風を巻き起こしながら移動し、左右の顔が咥えた鎌を投げつけ攻撃する他竜巻を発生させ相手を吹き飛ばす。
スーパー童子達が育てだだけ会って鬼達を苦しめ、威吹鬼を苦戦させるが、特訓を経て強化変身した装甲響鬼のアームドセイバーの斬撃を受け倒された。
上記の通りカマイタチには複数のタイプがいると思われるが、この個体は三つ首であるものの左右の顔は半分が白骨化しており、
真ん中の首と融合するものだった可能性も。
【余談】
日本妖怪モチーフは鎌鼬。
魔化魍バケガニ同様、実在する生物を名前の含むためか、ストレートに巨大なイタチをベースとする怪物としてデザインされている。
中部地方、中国地方に伝承が残る妖怪で、風と共に人間の衣服や皮膚を切り裂く妖怪とされているが、検証の結果突風で吹き飛ばされた砂粒等で出来た裂傷ではないかとする説もある。
地方によっては3匹が一組となって行動し、一匹が人間をころばし二匹目が切りつけ、三匹目が薬を塗る(出血しない)とか。
割とそういう伝承は鎌鼬という妖怪の偶像としてはメジャーなためか、三匹のイタチが一つとなり鎌を加えた怪物という姿になったのだろう。
最終更新:2024年02月18日 02:38