レオ・ゾディアーツ

「星の運命は絶対だ。貴様などに決められはしない」

【名前】 レオ・ゾディアーツ
【読み方】 れお・ぞでぃあーつ
【声/俳優】 横山一敏
【スーツアクター】 横田遼
【登場作品】 仮面ライダーフォーゼ
仮面ライダー×仮面ライダー フォーゼ&オーズ MOVIE大戦MEGA MAX
【登場話】 第1話「青・春・変・身」
第23話「白・鳥・同・盟」
第33話「古・都・騒・乱」
第34話「天・穴・攻・防」
第36話「本・気・伝・歌」
第38話「勝・者・決・定」
第42話「射・手・君・臨」~最終話「青・春・銀・河」
【分類】 ゾディアーツ/ホロスコープス
【スイッチ】 レオスイッチ
【最輝星】 レグルス?(水色・胸中央)
【スイッチャー】 立神吼(たつがみ こう)
【特色/力】 巨大なクローによる斬撃、凄まじい破壊力を持つ咆哮弾、ホロスコープス用スイッチが使用可能な特異体質
【星座モチーフ】 しし座

【詳細】

「レオ」のゾディアーツスイッチ我望光明の秘書兼ボディーガードである立神吼が変身した「しし座」のパワーを宿すホロスコープス。

ホロスコープスの中でも特に戦闘能力に優れ、「怒れる獅子」という異名を持つ。
両腕に装備した手甲に備わる3本のクローを駆使した接近戦の他、口から放つ強烈な咆哮弾で中、遠距離戦闘でも圧倒的な力を見せ、最強形態のライダー2人が同時に相手になっても比べ物にならない程のパワーを発揮する。

京都で初戦し、2戦目を相みえたメテオとは幾度となく因縁の対決を繰り広げる。

立神自身の特異体質により他者のホロスコープス用スイッチ(アリエスキャンサースコーピオンカプリコーンアクエリアスヴァルゴジェミニ)を使い、能力を更に強化させた変身を行い、彼の配下のダスタードは特異な姿を持ち、「レオダスタード」と呼ばれる。

変身前後と問わずに我望の秘書兼ボディーガードを兼ね、彼に疑問を持つ者などには決して容赦しない。
他のホロスコープス(他のメンバーからは畏縮の対象とされているヴァルゴも含む)も例外ではなく、リブラとは常に犬猿の仲(彼の事を「天秤(野郎)」と呼び、彼からは「単細胞の忠犬獅子公」と陰で呼ばれている)。

自身の力に驕る事はなく、失われたと思われていたコアスイッチの所在を独自に調査し、カプリコーンの力を利用してそれを探り当てる事に成功するなど、頭脳面にも優れている。

1度弱者と見なした者にはやや詰めが甘くなる事もあり、メテオにはそれを突かれて手痛い反撃を受ける事になった(第36話)。
リブラとは対照的に敵味方問わずその力を高く評価できる度量を持つが、一方で馴れ馴れしい態度で我望に接触した上、彼に評価された弦太郎への激しい怒り(嫉妬心?)から彼を排除しようと襲撃するような一面を見せた(第38話)。

第41話では速水が我望に疑問を抱いた事に怒り、彼が差し向けたダスタードを変身前の姿で一掃した。

第1話でヴァルゴやリブラと共に姿を見せていたが、それ以降はほとんど(第23話では登場)登場していなかった。
しかし、第33話で素顔共々本格的に活動を開始して、以降はリブラの監視役を担うと共に他のホロスコープスの計画の補助を行う(場合によっては自らも戦闘)ようになった。

第44話でジェミニが宇宙で倒された後にスイッチを回収し、我望に渡している。

第45話で弦太朗達にその正体を明かす。

第46話では速水の作戦に協力し、ハルを人質に取り、蘭に自分の意思でスイッチを押させ覚醒させる事に成功する。
その後、速水が亡くなった事で我望を除くホロスコープスメンバーの中では最後の1人となった。

最終話で決戦に赴いたメテオに応戦し、劣らぬ戦闘力でメテオストームのメテオストームパニッシャーを弾き返す。
しかし、それを装填し直して再度発射されたカウンターに怯んだ隙にメテオストームのメテオストライクを受け敗北。

流星から「敗因は自身が掛けるものの重さ、及びその掛け方」と指摘され、クルミを握り潰し、メテオへの恨みを抱いて消え去った(その際に「若僧が…」と言い残している)。

DC版での追加シーンにて、立神の消滅はゾディアーツ化がかなり進行した事で起きたものだと明らかになる。

『MOVIE大戦MEGA MAX』では財団Xと接触した我望の護衛を務めていた。

【余談】

※劇中で変身した他のホロスコープスは以下の通りになっている。
【ホロスコープス】 【内容】
アリエス メテオの攻撃のカウンターとして攻撃を受け止め、能力を無力化する。
第45話では美羽の屋敷に侵入し、コッペリウスからのオーラでライダー部を数人眠らせる。
キャンサー オリジナルの巨大な姿を破ったメテオストームパニッシャーを強固なボディで防御する。
スコーピオン 華麗な蹴り技でメテオを翻弄するが、その足先に微弱なダメージが蓄積されている事に気付かず、初の敗因となる。
カプリコーン サジタリウスやジェミニに加勢し、賢吾たちを攻撃するが、その際にコアスイッチは反応を示す。
アクエリアス (オリジナルでは未使用だった)ネクタルの破片による探索能力を使い、ピスケスのスイッチャー・蘭の居場所を突き止める。
ヴァルゴ 蘭達の逃走時にテレポート能力で先回りをする。
更に第44話で宇宙に散ったジェミニのスイッチを回収している為、その時も変身していた模様。
ジェミニ 本人の変身描写はないが、作り出した分身体を赤い部屋に罠として設置する。

演じる横山氏はスーツアクターとしても活動し、本編で顔出し出演する時期には『スーパーヒーロー大戦』のジャーク将軍を演じ、第47話のストリートファイターの頃の立神の回想には対戦相手役としてスーツアクターを演じる横田遼氏も登場している。

東映公式サイトで記載された横山氏の誕生日には(立神がいつも持ち歩いている)くるみの乗ったケーキの画像が公開されている。

スイッチャーの名前の由来は雄のライオンの特徴の模した「鬣(たてがみ)」からとなっている。

他のホロスコープスの特徴と比較すると珍しく、最輝星の色が他の「星」と同じ水色となっている(他の幹部は星と最輝星は色が明らかに違う)。

占星術では「獅子座(獅子宮)」は大アルカナ(タロット)の「力」を暗示しており、「力」のタロットのイメージは「主の力で従っているライオン」である。
「他の幹部の能力を、それも本人達より高いスペックで扱える」という反則じみた戦闘スペックを持つ為、ある意味で幹部の中でも最強(力)と言える。

「力」のタロットは正位置においては「力量の大きさ、強固な意志、不撓不屈、理性、自制、勇気」などを意味するが、逆位置では「人任せ、無気力」などの意味もある為、スイッチャーの性格とも大きく合致する。

最終更新:2023年07月25日 20:46