暗黒結社ゴルゴム

【名前】 暗黒結社ゴルゴム
【読み方】 あんこくけっしゃごるごむ
【登場作品】 仮面ライダーBLACK
仮面ライダーディケイド
オーズ電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー

【仮面ライダーBLACK】

『BLACK』に登場する暗黒結社。

人類の創世以前から地球を支配し、人類の誕生後は文化や文明の進展を陰から妨害する。
5万年ごとに人類の文明を一掃していき、優秀な人間を改造した怪人による新世界の創造を目論み、その暗躍を続けていた。

5万年に一度、日食の日に生まれた2人の若者を世紀王に改造して戦わせ、その勝者を次期創世王にする制度がある。

創世王を頂点に世紀王、大神官、怪人、ゴルゴムメンバー(ゴルゴムに従属する人間)で構成されている。
ゴルゴムメンバーには政財界の実力者や優秀な科学者なども存在し、世界を裏から操っているが、中には恐怖の為に仕方なく従う者も少数いる。

怪人は人間が動植物の能力を移植された姿をし、人間の知能も兼ね備え、「5万年以上」という長い寿命を持つ。
ゴルゴムメンバーには手柄を立てて怪人になる事を望む者も少なくないが、中には化石が怪人化した個体(アンモナイト怪人)も存在する。

現代(1987年10月)に南光太郎を「世紀王ブラックサン」、秋月信彦を「世紀王シャドームーン」に改造する。
しかし、脱走したブラックサンが「仮面ライダーBLACK」を名乗り、ゴルゴムと対立する事になる。

終盤で日本を制圧するが、現代の創世王がBLACKに葬られ、支配者の死とゴルゴム神殿の崩壊によって事実上壊滅した。

【仮面ライダーディケイド】

「ブラックの世界」で猛威を振るっていた暗黒結社。

ディケイドが「ブラックの世界」に迷い込んだ時点では大ショッカーに吸収されている。

劇中ではサイ怪人アポロガイストの手下として登場している。

【オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー】

歴史が変わった世界でショッカーの主催の会議に出席。

組織の代表として大神官ダロム、彼の付き添いとしてシャドームーンが登場。
会議中のダロムは一言も発言しておらず、ジャーク将軍が代弁者のように他組織の代表と話していた。

「全人類の抹殺」を目的とする為、クライシス帝国代表のジャーク将軍と共にショッカー側の「優秀な人間を怪人として残す」思想に当初反対する。
しかし、キングダークショッカー首領の説得で世界征服を優先すべく同盟組織となる。

終盤でダロムが地割れに飲み込まれるが、シャドームーンについては明確に死亡する描写がなく、本作の劇中には登場しなかった。
しかし、創世王などもいる可能性がある(「シャドームーンが世紀王の姿のまま」という事から)為、「ゴルゴムが滅びた」とは言い切れない。

【余談】

ゲームソフト『スーパーヒーロー作戦 ダイダルの野望』ではショッカーデストロンの残党を取り込む。
蜘蛛男さそり男を中・下級幹部に起用し、特に蝙蝠男にはカメバズーカなどを顎で使う程の地位を与えている。

最終更新:2014年05月31日 19:40