ピクシス・ゾディアーツ

「僕が見たかったのはねぇ…君の泣き顔だから」

【名前】 ピクシス・ゾディアーツ
【読み方】 ぴくしす・ぞでぃあーつ
【声/俳優】 篠原孝文
【登場作品】 仮面ライダーフォーゼ
【登場話】 第11話「消・失・月・戸」
第12話「使・命・賢・命」
【分類】 ゾディアーツ
【スイッチャー】 牧瀬弘樹
【特色/力】 捜索したい物の位置を調べる探査能力、物体の運動方向を操作する
【星座モチーフ】 らしんばん座
【その他のモチーフ】 クワガタムシ、ダウジング
【スイッチを手に入れた理由】 城島ユウキへのストーカー行為

【詳細】

天文部部長、牧瀬弘樹がゾディアーツスイッチの力で変身する「らしんばん座」の力を宿すゾディアーツ

胸部分に羅針盤のような模様が確認できるが、触角や顔などに見られる虫の意匠の印象が強い。
声は他のゾディアーツよりも二重高音に加工されている。

羅針盤の力を宿すため、頭部の角ダウジングホーンを介していかなるものも見つけ出す探索能力を有する。
さらに本人しか知らない特殊能力として、質量を問わずに任意の対象物のベクトルを操作し、対象の攻撃を撹乱したり、思わぬトラップを設置する事が可能。
ただし、これはアルターの念動力に通じる部分があり、別に「運動している物体」の必要はない(実際にフォーゼに対して駐車していたワゴンを引き寄せるといった芸当を行っている)。
しかし、やはり本来の戦闘力のみならば並程度で、フォーゼのファイヤーステイツには劣勢となってしまうなど特殊能力に特化した分直接戦闘能力は低い。

元々スイッチャーの牧瀬は自己中心的な人物で、ユウキによるとそれが祟って彼以外天文部の部員も彼を見限り退部していった模様。
彼女にも度重なるストーカー行為を行って本人に忠告されるも、弦太朗と共にいたユウキの前に姿を現し戦闘。
フォーゼの力に太刀打ちできず、暴言を吐いて逃亡。

その後、ラビットハッチの扉となるロッカーが紛失する騒動があり、止むを得ずユウキは彼の能力で張り紙が張られたロッカーの探索を依頼する。
「成功したら、仮面ライダー部と縁を切り天文学部に入る」という取引により、ピクシスの能力でロッカーを発見。
しかしその目的は自分を裏切った(と一方的に思い込んだ)ユウキを彼女を絶望させるためで、発見したロッカーを破壊しようとする。
間一髪追跡してきたフォーゼと戦闘するが、自分に隠された能力でフォーゼを圧倒。
さらにあろうことか、ランチャーモジュールのミサイルを全てロッカーに誘導させフォーゼ自身が大破させてしまう。

その後、JKの調査で多くの女子生徒にストーキングを行っていた事が判明。
その対象としていた美羽を含む多くの女子生徒を能力で誘導しバスに乗せ、川に突き落とし「流れ星」にしてしまおうとしたが、追ってきたフォーゼを見て激情し、ラストワンになったスイッチで変身、戦闘になる。
しかし、ステルススイッチで姿を隠したフォーゼの攻撃でダウジングホーンを折られた直後に、エレキステイツのライダー100億ボルトシュートを受け爆散した。

なお、ピクシスの能力により大破したロッカーはユウキがついたウソを信じた大杉先生によって別のロッカーに張り紙を張ってすり替えられていた偽物で、本物のロッカーは大杉先生が持っていた。

その後の処遇などは不明だったが、37話でスイッチャーだった牧瀬が再登場。
天文部の部長故に宇宙飛行士になる夢を持っていたらしく、特待生の試験に参加する。

夏の劇場版ではフュージョンスイッチを完成する為にライダー部が40個のアストロスイッチを天高の教師や生徒に配る際、スイッチャーだった牧瀬は探索繋がりか「レーダースイッチ」をユウキから受け取っており、他の教師や生徒などと共に彼らの協力をしている。

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デザイナーである麻宮騎亜氏によれば、「クワガタムシをモチーフにし、かっこよくデザインした」らしい。

最終更新:2022年09月07日 02:21