ドリルロイド2

「すみません。あっしはただのドリル。難しい事は分かりません。エネトロンを探して東へ西へ。ただ流離うのみで御座んす」

【名前】 ドリルロイド2
【読み方】 どりるろいどつー
【声】 杉田智和
【登場作品】 特命戦隊ゴーバスターズ
【登場話】 Mission18「地底3000メートルの共同作戦」
【所属】 ヴァグラス
【分類】 メタロイド
【製造者】 エンター
【製造モチーフ】 電動ドリル
【その他のモチーフ】 掘削機
メタウイルス 「掘る Ver.2」HORU VER.2(不明)
【識別ナンバー】 D-10
【推奨動作環境】 地底3000m以上
【オーダー】 埋蔵エネトロン採掘の障害となるゴーバスターズを精々足止めする
【識別ナンバーの由来】 電動ドリル(De)んどう(10=とお)ドリル)

【詳細】

電動ドリルに「掘る Ver.2」のメタウイルスをインストールする事で製造されたメタロイド。

以前のドリルロイドと同様の能力を有し、全身に搭載された様々なドリルを駆使して、地中を掘り進む事ができる。
戦闘力も高い筈だが、自身の事を「ただのドリル」と謙遜し、戦う事よりもひたすら穴を掘る事を優先している。

しかし、エンターとしてはメガゾードの方が作戦の肝だったらしく、同個体はゴーバスターズを「精々足止めする」オーダーの元に製造された模様。

工場施設に出現し、ゴーバスターズを翻弄してから地中に逃走する。

その後、追跡を任されたイエローとスタッグバスターに森の中で発見されるが、エネルギー切れのイエローが糖分を補給しようとしたところを狙う。
しかし、スタッグバスターが入手した樹液でイエローは回復し、2人の連携に怯み、最期は2人がエネトロンをチャージして放ったイチガンバスター(スペシャルモード)の射撃とドライブレードの斬撃を連続で受け爆散した(その際に「あっしは…あっしは…ただのドリルなのにーー!」と叫んでいる)。

同個体のデータをスピード戦闘に特化したタイプαにダウンロードされたメガゾードも出現する。

【余談】

一人称は「あっし」。Mission8の個体は青色の体色だが、同個体は赤色となっている。
初代は「地下15m」が推奨環境となっているのに対し、同個体は「地底3000m」とより採掘に特化している。

初代とドリルゾードの出番が短かった為、スタッフとしては再活躍させる意図もあったらしい。

青い個体が倒された後に赤い個体が登場した」例は平成仮面ライダーシリーズ第12作目にも存在している。

シリーズ第25作目第18話にも一人称が「あっし」の怪人が登場している(所属組織怪人も器物がモチーフになっている)。

声を演じる杉田氏は前作でも赤い体色の怪人の声を演じている。
東映公式サイトによれば、「『仮面ライダーキバ』の頃からスタッグバスター/ビート・J・スタッグ役の中村悠一氏を押し、今回はそんな経緯からオファーされた」らしい(杉田氏も「中村氏(が演じるヒーロー)に撃たれたい」ともコメントし、上述の形で実現している)。

最終更新:2020年03月19日 22:55