サジタリウス・ゾディアーツ

「私は矢だ。常に真実を射抜く矢だ」

【名前】 サジタリウス・ゾディアーツ
【読み方】 さじたりうす・ぞでぃあーつ
【声/俳優】 鶴見辰吾
【登場作品】 仮面ライダーフォーゼ
仮面ライダージオウ
【登場話】 第41話「部・活・崩・壊」~第47話「親・友・別・離」(フォーゼ)
最終話「2019:アポカリプス」(ジオウ)
【分類】 ゾディアーツ/ホロスコープス
【スイッチ】 サジタリウススイッチ
【最輝星】 カウス・アウストラリス
【スイッチャー】 我望光明
【特色/力】 コズミックエナジーの矢を放って攻撃
【星座モチーフ】 いて座
【その他モチーフ】 弓術使い

【詳細】

「サジタリウス」のゾディアーツスイッチで天高理事長、我望光明が変身する「いて座」のパワーを宿すホロスコープスの一員。

『フォーゼ』本編における黒幕とされ、スイッチャーの我望はある計画の為、他の覚醒済みホロスコープスを統率する。
残りのホロスコープスを覚醒させる為に天高にゾディアーツスイッチをばら撒いていた。

当初は「サジタリウス」という名前だけが登場し、第40話の我望の台詞から既に覚醒している事が明らかになった。
長らく積み重ねてきた計画が最終段階に入った第41話で配下への力の誇示としてシルエットだけの姿、第42話でその全貌を現す。

左腕に折り畳まれた弓「ギルガメッシュ」を持ち、右腕からコズミックエナジーの矢「アポストロス」を放つ能力を持つ。
更に周囲にあるエネルギーを吸収し、矢として発射する事も可能な模様。

アポストロスは1本で相手の急所を精密に射抜き、射出と同時に複数に分裂した矢を雨のように降らせるなどで相手を全く寄せ付けない威力を持つ。
戦闘中では他のゾディアーツのような特殊能力は確認されないが、純粋な「攻撃力の高さ」だけで君臨している。

第42話で遂にライダー部の前に姿を現し、江本に対して不意打ちで重傷を負わせる。
フォーゼコズミックステイツやメテオストームと交戦し、メテオストームのボディを矢の一撃で貫き、フォーゼのリミットブレイクも軽くあしらい、2人を変身解除に追い込み、その圧倒的な強さを見せつける。

第47話で超新星によって究極の戦闘形態に変貌する。

【仮面ライダージオウ】

最終話にてアナザーディケイドの召喚によって出現。
アナザーディケイドの能力の性質上、原典における本人と思われるが、協力している理由は不明。

ギルガメッシュから放つアポストロスによってウィザードインフィニティースタイルを消滅させた。

その後ソウゴがオーマジオウになると挑みかかっていったが、アッパーカットを食らい上空へと殴り飛ばされ爆散する。
嫌な言い方になるが、上空へと吹き飛ばされたのは彼が会いたがっていたプレゼンターが地球外生命体であるため、という味方も。

【余談】

デザイナーを担当した麻宮騎亜氏によれば、「コンセプトは『一人大寺院』」らしい。

また、背中の炎のように赤い翼はホロスコープスに進化した同じウマ型の怪人が背中に生やしていたものと形状が酷似している。

いて座(人馬宮)は占星術においてタロットカードの「節制」に当てはまる。
「節制」のカードは物事の調和を表し、「調整、中庸、倹約、管理」を意味し、ただ存在するだけでホロスコープスを支配する者といえる。

ゾディアーツの事を「宇宙のプレゼンターの元に赴く為の人類の進化形態」と説明し、自らを「その頂点に立つサジタリウス」と自負している。
この点からも事実上、他の使徒と一線を画する首領という立ち位置にいる事が分かる。

スイッチャーの名前の由来は弓矢の神として言われている「光明神」から来ている(我望光明→光明神→弓矢の神→サジタリウス)。

その姿は『忍風戦隊ハリケンジャー』の六の槍 サタラクラのような冠を被っており、腰周りには全ての十二星座のマークが描かれた飾りを付けている。
更に公式サイトでも言及されているように炎の特徴が見られ、劇中で我望が園田や江本から「太陽」に例えられている事からきていると思われる。

最終更新:2020年09月11日 00:39