ゼニット

【名前】 ゼニット
【読み方】 ぜにっと
【スーツアクター】 大林勝、藤榮史哉、伊藤慎、四方宗、押川善文
【登場作品】 未来戦隊タイムレンジャー
海賊戦隊ゴーカイジャー THE MOVIE 空飛ぶ幽霊船
【初登場話(タイムレンジャー)】 Case File 1「時の逃亡者」
【所属】 ロンダーズファミリー
【分類】 戦闘員
【モチーフ】 ナット、ネジ、ロボット
【名前の由来】 (ぜに)+ロボット

【詳細】

ロンダーズファミリーが扱う戦闘員。

ギエンがジャンクパーツから作り出したロボットで、薄茶色や金色の体色を持つ2種類が存在する。
ダンスのような決まったリズムを取りながら行動するのが特徴。
持ち方でマシンガンにもなる剣で武装し戦闘以外にも様々な雑務(エステティシャン・ドミーロのアシスタントなど)をこなす。

小型のカプセル状に変形できる為携帯がしやすく、ロンダー囚人が必要時にばら撒いて召喚する事もある。
人間への変身、擬態能力を有し男性に擬態してリラが買い物の荷物持ちとしてこき使われている場面もあるが、動きが硬いため正体がすぐにばれてしまう。

終盤で改良されたのかシティガーディアンズの攻撃を耐えるようになり、タイムレンジャーでも一撃で倒せない程に強化された。
更に「タイムファイヤー/滝沢直人を生身の無防備な状態で不意打ちながらも銃殺する」という偉業を成し遂げている。

【海賊戦隊ゴーカイジャー THE MOVIE 空飛ぶ幽霊船】

金色のゼニットが幽霊船の一団の戦闘員として登場。

ゴーカイジャーに対抗する為、歴代の戦闘員と兵隊合体する。

【余談】

一部の書籍では「ジャンクドロイド・ゼニット」と表記されている。

戦闘員がヒーローを抹殺する例はスーパー戦隊シリーズにおいて『バトルフィーバーJ』以来となる。
カットマンも初代バトルコサック/白石謙作を生身の無防備な状態で銃殺している(この時の彼には生身だった理由が存在する)。

デザイン担当の原田吉朗氏によれば、「初期の設定では指揮官クラスの個体と兵卒クラスの個体が存在し、指揮官クラスのスーツはかなり高い素材を使っていた(当時はあまり使用されなかったメタリックに光る少し特殊な素材だった)」らしい(『百化繚乱[下之巻]』より)。
上述の色の異なるゼニットはその反映だったのかもしれない。

最終更新:2023年09月20日 01:51