ジシャクロイド

「拙者の磁石はくっ付けるだけが能では御座らぬ!」

【名前】 ジシャクロイド
【読み方】 じしゃくろいど
【声】 草尾毅
【登場作品】 特命戦隊ゴーバスターズ
【登場話】 Mission23「意志を継ぐ者」
【所属】 ヴァグラス
【分類】 メタロイド
【製造者】 エスケイプ
【製造モチーフ】 磁石
【その他のモチーフ】 忍者
メタウイルス 「くっつく」KUTTSUKU(青)
【識別ナンバー】 G-49
【推奨動作環境】 鉄の多い所
【オーダー】 強烈な磁力で様々な物をくっ付けたり、反発させたりし、人々を混乱させる
【識別ナンバーの由来】 磁石((G=ー)(4)ゃ(9))

【詳細】

小学生の少年のランドセルの中に入っていた磁石に「くっつく」のメタウイルスをインストールする事で製造されたメタロイド。

頭部磁石に髪の毛のようにくっ付いている「砂鉄針」を飛ばす能力を持つ。
この針が刺さった者に磁力を帯びさせ、それにより忍術のように自在にくっ付けたり、引き離したりする事が可能となるが、この機能は額部分のヴァグラスマークがコントロールしている為、額のマークを破壊されると周囲の磁力は無効化してしまう。

上述の能力で人々を磁石化して混乱させ、駆け付けたレッドとニックにも磁力を帯びさせる。
そこへ他の5人も参戦し、ブルーとスタッグバスターにも砂鉄針を命中させるが、イエローのイチガンバスターの射撃に怯んだ隙にゴーグルの左側をビートバスターのドライブレードで傷付けられ、狙いが定められない為に撤退する。

ゴーグルの修復後、人々を磁石化しようと活動を再開するが、そこへヨーコとマサトが駆け付ける。
自身の能力を遮断する為に作られたプロテクター(変身した状態では使用できない試作型)を2人は装備し、参戦したエスケイプの銃撃でプロテクターは破壊されるが、残った腕甲で砂鉄針をマサトに防御される。

その隙にイエローに額のマークを破壊された事で能力が解除され、他のメンバーが自由の身になると形勢が逆転し、最期は5人揃ったゴーバスターズがエネトロンをチャージして放ったイチガンバスター・スペシャルバスターモードとモーフィンブラスターの射撃を同時に受け爆散した(その際に「無念…!」と叫んでいる)。

同個体のデータを強化戦闘に特化したタイプγにダウンロードされたメガゾードも出現する。

【余談】

一人称は「拙者」。「~御座る」が口癖。

2人が装着したプロテクターは完成した場合、変身後の追加装甲に改良され、更にバディロイドの人格を宿して相棒と「一心同体」になれたりする。
後にMission33で完成した。

鎖帷子のようなボディパターンなどとデザイン上も忍者のモチーフが取り入れられている。

てれびくん2012年9月号の『バディロイドがえらぶ!特命戦士の4大バトル!!』ではウサダが選んだバトルの相手となった。
ウサダ曰く「敵に向かっていくヨーコがちょっと大人に見えたよ!!」。

デザインはメガゾードのコクピットのデザイナー・K-SuKe氏が担当し、彼がデザインしたメタロイドは同個体とファンロイドだけとなる。

スーツは後に『獣電戦隊キョウリュウジャー』のG-BOに改造された。

最終更新:2015年11月08日 19:55