【名前】 |
ギガゼール |
【読み方】 |
ぎがぜーる |
【登場作品】 |
仮面ライダー龍騎 仮面ライダー龍騎ハイパーバトルビデオ 龍騎vs仮面ライダーアギト 仮面ライダーディケイド RIDER TIME 龍騎 |
【登場話(龍騎)】 |
第3話「学校の怪談」 第4話「学校の階段2」 第24話「王蛇の秘密」 第27話「13号ライダー」 第39話「危険のサイン」~第44話「ガラスの幸福」 |
【登場話(ディケイド)】 |
第6話「バトル裁判・龍騎ワールド」 |
【分類】 |
ミラーモンスター |
【特色/力】 |
ジャンプ力、刺股状の杖、同種のミラーモンスターを支配 |
【モチーフ】 |
レイヨウ |
【契約ライダー】 |
仮面ライダーインペラー |
【名前の由来】 |
ギガバイト+ガゼル |
【詳細】
レイヨウ型ミラーモンスター。
最初は一般モンスターとして登場したが、同一個体が多数生息し、その中の1体は仮面ライダーインペラーと契約していた。
契約時のAPは4000。
同種である
メガゼールとよく似た姿をしているが頭から伸びる角がドリルのように捻れているのが特徴。
角と同じように捻れた刃を持つ刺股状の杖を武器としている他、脚部ガゼルレッグは一跳び50mという驚異的なジャンプ力を生み、この機動性を生かして素早い動きで相手に襲いかかる。
頭部の角はガゼルトルネードと呼ばれ岩をも粉砕する強靭な武器となり、前腕部からダイアモンドをも両断する高周波の電磁カッターであるガゼルカッターが伸びている。
また、ギガゼール最大の能力は四肢の「電磁サークル」から発する電気信号で他のレイヨウ型ミラーモンスターと遠隔で意思疎通する能力。
これによって常に同族複数で纏まって行動する習性を持つ。
第3話、4話に登場し、小学校付近に潜んで小学生の少女を襲おうとしたが、龍騎とナイトに阻まれる。
メガゼールと共に出現し、ナイトが一度不覚をとったメガゼールを相手に選んだために龍騎と戦い、まだ戦いに慣れない龍騎を圧倒するが、
アドベントのカードで呼び出された
ドラグレッダーと
ダークウイングに攻撃され弱り、2体纏めてドラゴンライダーキックと飛翔斬で仕留められ爆散した。
その後も第24話や27話等で他のミラーモンスター等と共に出現。
さらに第41話以降に登場した仮面ライダーインペラーの契約モンスターとして登場すると、上記の能力でほかの同族達と共に大量に出現するようになり、
アドベント、ファイナルベント以外は頭部を模した二股のドリル「ガゼルスタッブ」をインペラーに与えるスピンベントしかない、というシザース以上に貧相なデッキ構成ではあるが、
常に複数の同族達と出現するため、実質インペラーはミラーモンスターの中でも種類、個体数共に圧倒的に多いレイヨウ型ミラーモンスター全てを使役できる。
これを駆使した物量戦や、自らは姿を見せない戦いが本領となる。
【仮面ライダーディケイド】
第6話に登場。
ライダー裁判の参加者の一人が変身する仮面ライダーインペラーの契約モンスターとしてディケイドの前に現れるも、
インペラーはディメンションキックを受け破れたため、その後どうなったのかは不明。
ちなみにこの際龍騎本編では叶わなかった
メガゼールを含めたレイヨウ型モンスター勢揃いで画面に登場した。
【RIDER TIME 龍騎】
再開したライダーバトルにおける契約モンスターとして登場。
ミラーワールドに取り込まれ困惑する人々の周りを取り囲む契約モンスター達に混じって周辺を跳び回っていた。
その後石田という男性がインペラーとなるも、スピンベントを使用したくらいでアドベント等は使っておらず、呼び出されていない。
【余談】
玩具のアドベントカードゲームではこのモンスターのカードのみ、デッキに3枚まで入れてよい事になっていた(他のカードは2枚まで)。
ファイナルベントで発動する必殺技は大量の同族モンスターを率いて一斉攻撃を行い、弱ったところにインペラーが膝蹴りを叩き込む「ドライブディバイダー」。
放送当時発売された格闘ゲームでは開発が本編登場前だったこともあり、3体のギガゼールが連続攻撃した後、ガゼルスタッブを装備したインペラーが加わり四方向から相手にドリル体当たりを仕掛けるという全く違う技だった。
また、同ソフトでは使用可能キャラの1体としても登場している。
名前の由来は恐らくデータ容量の単位であるギガバイトとガゼル。
「レイヨウ」とは漢字表記で「羚羊」と書き、ウシ科の生物の130種のうち約90種が含まれるというグループの総称である。
見た目は鹿に似ており、四肢が細く走るのに適した形を持つ。カモシカと呼ばれる場合もあるが、これは間違いとか。
しかし「カモシカのような脚」という形容詞の由来に使われているのはカモシカではなく、レイヨウというややこしさ。どういうこと。
レイヨウという固有生物は存在せず、「レイヨウ型モンスター」という括りであるこのギガゼール系のモンスター達は、レイヨウという種類に含まれる生物群がモチーフとなっているため、
オメガゼールやネガゼールなど様々な体格の個体が存在しているのだろう。
元々スーツは角の部分を取り替える形で改造することが想定されていたと言い、大部分のレイヨウ型モンスターのデザインがギガゼールをベースとしているのはそれの名残と思われる。
最終更新:2022年10月25日 02:02