ミサ

「ワイズマンが……魔法使い!?……では、私はずっと誑かされて?……嫌!嘘だと言ってください!」

【名前】 ミサ
【読み方】 みさ
【俳優】 中山絵梨奈
【登場作品】 仮面ライダーウィザード
【初登場話】 第1話「指輪の魔法使い」
【分類】 ファントム

【詳細】

メデューサゲートだった「稲森美紗」に擬態した姿。

知能が高い策士で、ファントムの支配者であるワイズマンへの忠誠心が最も強く、彼の右腕としてファントムの司令塔を務める。

その高い忠誠心はワイズマンに対する正に「イエスマン」であり、どのような状況下でも「ワイズマンの意思」と称して優先順位を決めていた(そのためゲートを優先して魔法使いの直接的な抹殺なども却下する場面もあった)。
しかし、中盤では自由奔放でワイズマンに従わないソラへ苛立ちを見せつつも、次第に自分の忠誠に疑問を感じている節もあり、ワイズマンに「サバトが成功してもお傍においてくださいますか」と追及したこともある。

ユウゴフェニックス)よりも格上らしく、人間の姿でもゲートを見抜く能力を有し、更に衝撃波で周囲の物体を破壊する事もできる。

ユウゴと共に他のファントムへの指令を与えていたが、彼を失った後は自身が活動を始める。
第26話で涼泉学園高等学校の女子生徒・多香子をゲートとして狙うが、偶然にも双子の妹・真由と邂逅する。

ゲートは両親と共に行方不明中の女子高校生だったらしく、凛子が調べていた失踪者リストには「1992年6月11日生」との記載がある。

終盤、因縁の相手の真由との死闘で、相打ちで大ダメージを受ける。
それでもワイズマンへの強い忠誠心を糧に立ち上がるが、そのワイズマンの不意打ちで致命傷を負ってしまう。
動揺している中、彼から自分の「ゲートを見抜く力」だけが利用されていたこと、その力がファントムではなくミサ自身が忌み嫌っていたはずの魔法使いを見つけるために使われて魔法使いが揃った段階で用済みになってしまったこと、そしてワイズマンの正体が笛木(白い魔法使い)だと知らされて愕然とする。

満身創痍のまま白い魔法使いに接近して事実の否定を必死に求めるが、彼からお役御免の通達を受けると粉塵と化して消滅した。

【余談】

演じる中山氏はメデューサ役と稲森真由役も演じている為、『仮面ライダー剣』の相川始のように1人3役で担当している事になる。

最終更新:2013年10月01日 01:38