ノーム

「指輪の魔法使い!どこまで邪魔する気ですか!?」

【名前】 ノーム
【読み方】 のーむ
【声/俳優】 かなやす慶行
【登場作品】 仮面ライダーウィザード
【登場話】 第6話「キレイな花には」
第7話「思い出を買うために」
【分類】 ファントム
【宿主】 ソムリエ(氏名不詳)
【狙ったゲート 川崎愛美
【特色/力】 地面に潜って移動する、優れた嗅覚
【怪物モチーフ】 ノーム
【その他のモチーフ】 ヒトデ

【詳細】

地中に潜り、自在に移動できるファントム。

ターゲットを地中へと引きずり込む程の腕力と優れた嗅覚を有し、普段は人間の姿で何処かの自営業のバーでソムリエを勤めている。
更にゲートへの障害にならない限りはウィザードとの戦闘を極力避けようとする理知的で慎重な性格を持ち、敵味方問わず敬語で話し、三叉の槍を武器としている。

結婚詐欺師である川崎愛美をゲートとして狙い、公園で彼女に襲い掛かるが、ウィザードの妨害に遭うと地面に潜って撤退する。

その後、晴人の目を盗むように愛美を地下通路まで連れ出すが、ドリルウィザードリングで追跡するウィザードに再び邪魔される。
差し向けたグールを一掃され、頭上の地盤を破壊する事で足止めして逃走する。

その後、愛美の家に出現し、彼女の心の支えが「両親と過ごした思い出の家を取り戻す事」と分かる。
晴人の妨害から待避し、その家に先回りして火事を引き起こして、到着した愛美に家が消えていく様子を見せ付けるが、ウィザードウォータースタイルに消火されてしまう。

ウィザードの匂いを記憶して地中移動で翻弄するが、「ビッグ」の魔法で巨大化したウィザードの腕が叩いた衝撃で地面から弾き出される。
更に組技をされながら「スメル」を無理矢理付けられ、強力な悪臭で嗅覚も麻痺してしまい、「これ以上戦っていられるか」と地中へ逃げ込むが、最期はランドスタイルのストライクウィザード(ドリルウィザードリング併用)を受け爆散した。

【余談】

「ノーム」は地中で生活し、赤い尖り帽子を被ったヒゲの老人の姿で描かれた森の妖精として知られている。
名前は「地に住まう者」を意味するギリシャ語「ゲノムス」に由来し、ルネサンス期の錬金術師・パラケルススが4大元素の「土」を司る精霊に位置付ける。
デザイナーによれば、放送時期が10月だったこともあり、デザインコンセプトはハロウィン(南瓜色)。

ソムリエの性分なのか、嗅ぎ付けたゲートの匂いを独特の言い回しで表現する癖がある(センスのないユウゴは何の事か理解できずに首を傾げていた)。

ウィザードが彼を地面から叩き出した際、「モグラ叩きは得意でね」と発言しているが、「モグラ叩き」とは程遠い。

同エピソードで『仮面ライダー電王』の野上愛理役の松本若菜氏が川崎愛美役、『超星艦隊セイザーX』のライオセイザー/安藤拓人役の高橋良輔氏が山形耕一役としてゲスト出演している。

スーツは後にアルゴス、武器の槍は後にヴァルキリーの槍に改造された。

ヒトデをモチーフにした陸棲の怪人シリーズ第9作目にも登場している
更に第6話の放映日に放送された特撮作品にも地面に潜る能力を持つ怪人が登場している。
ノームモチーフは騎士竜戦隊リュウソウジャーにてノームマイナソーが登場している。

最終更新:2020年03月20日 21:59