ヘラクレス・ゾディアーツ

「番場影人。でも私の名前を聞いたら高くついちゃいますよ?代償はあなたの命」

【名前】 ヘラクレス・ゾディアーツ
【読み方】 へらくれす・ぞでぃあーつ
【声/俳優】 遠山俊也
【登場作品】 仮面ライダー×仮面ライダー ウィザードフォーゼ MOVIE大戦アルティメイタム
【分類】 ゾディアーツ
【スイッチャー】 番場影人
【特色/力】 巨大な棍棒「タイラント」による攻撃、怪力
【星座モチーフ】 ヘラクレス座
【その他のモチーフ】 ヘラクレスオオカブトレオ・ゾディアーツ、(緑)鬼

【詳細】

某国際犯罪組織のボス、番場影人がゾディアーツスイッチの力で変身するゾディアーツ。

ホロスコープス級の能力(ダスタードの生成など)を有し、全身に超怪力を秘め、武器の棍棒「タイラント」による重量級の攻撃を得意としている。

金の為に超能力兵士を創り出しては犯罪組織に兵士として売り渡し、時空を超えてやって来たイールの指示でゼーバーを開発する。
その力で更なる金儲けを狙い、「新人類」と嘯いて集めた風田三郎達を洗脳し、超能力兵士として売り飛ばそうと目論む。

その後、弦太朗達に全てを暴露されてしまい、メテオストームを苦戦させる程の戦闘力で彼らを始末しようとする。
しかし、サナギマンから覚醒したイナズマンの強力な念動力に翻弄され、超力イナズマ落としを受け倒される。

敗北後、変身が解けた番場は流星に逮捕された。

しかし、ゼーバーはイールによって5年前の世界に持ち去られてしまう(イールの目的は最初からゼーバーであり、番場はイールに利用されていただけだった)。

【余談】

スイッチャーの番場はかつて我望光明達と共にゾディアーツ技術による人類強制進化の研究に携わっていた。
しかし、宇宙進出よりも超能力開発の方に傾倒した為に彼らと袂を分かった模様。

デザイン担当の麻宮騎亜氏によれば、「緑鬼をイメージし、『神話のヘラクレスが獅子座の毛皮を着ている』というデザイン的な遊びで腰回りにレオの頭部を取り入れ、スカートもレオと同様のデザインにした」らしい。

武器の棍棒「タイラント」には「横道十二星座」の刻印が施されている(麻宮氏曰く「タイラントはホロスコープスの残留思念がマテリアライズした棍棒」)。

『仮面ライダーX』でも「ヘラクレスをモチーフにしたGOD神話怪人がインターポール捜査官に追われる」というエピソードが描かれている。

スイッチャーの番場影人は『イナズマン』の帝王バンバが名前の由来となっている。

最終更新:2023年07月25日 20:18