ドームロイド

「実況してきた者として、ここで簡単に負ける訳にはいかないぞ!一気に突っ込む!」

【名前】 ドームロイド
【読み方】 どーむろいど
【声】 幸野善之
【登場作品】 特命戦隊ゴーバスターズ
【登場話】 Mission38「実況!エースデスマッチ」
【所属】 ヴァグラス
【分類】 メタロイド/メサイアロイド
【製造モチーフ】 ドーム型スタジアム
【その他のモチーフ】 プロレスラー、総合格闘家
【推奨動作環境】 平地(敷地面積1000?以上)
メサイアカード 「11」
メサイアの力を宿す部位】 四肢
【オーダー】 メサイアの完全復活に向け、メガゾードの戦闘データを集める

【詳細】

ドーム型スタジアムにメサイアカード「11」が融合した事で製造されたメタロイド。

メガゾード級のボディを誇り、体内に「ヴァグラスドーム」と呼ばれるメガゾード用の巨大リングが設置されている特殊なバトルフィールド空間を持つ。
メサイアの力を宿した赤い四肢を持ち、リングのロープを用いた「ジャンピング全力キック」を必殺技とし、その強大な戦闘力を他の素体メガゾードにダウンロードできる。

素体のドームに擬態する能力を有し、索引ビームによって相手を体内に閉じ込める事ができ、外部からの攻撃を弾いて侵入を妨げる事も可能となる。

自身の誕生とメガゾードの転送反応を感知したゴーバスターズを待ち伏せ、駆け付けたゴーバスターエースをタイプαと共に体内のバトルフィールド空間に閉じ込める。
随時に転送される3体のメガゾードも内部に取り込んでいき、卑怯なデスマッチでレッドの衰退を目論み、ゴーバスターエースは4体のメガゾードを相手にデスマッチを行う。

しかし、正体に気付いたブルーの提案で5機のバスターマシンがゴーバスターキングに特命合体し、その攻撃でダメージを受けると正体を現す。
その際に内部のゴーバスターエースと2体のメガゾードを弾き出してしまい、そのまま巨大化戦に移るが、タイプγとタイプδが相次いでゴーバスターキングに倒される。

自身を実況しながら立ち向かうもゴーバスターキングになす術もなく、最期はエミッションブレイクを受け爆散した(その際に「ここでゴング!試合終了~!」と叫んでいる)。

メサイアカード「11」も同個体の爆散と同時に砕け散ったが、カードの集めていた「ゴーバスターエースの戦闘データ」は13番目のカードに転送されていた。

【余談】

本編において初の大型メタロイドとなる(逆のパターンにMission26Mission45で小型メタロイドが登場する)。

Mission42でも大型メタロイドが登場している(あちらはメタロイドのデータをダウンロードしたメガゾードと融合している為、この事から大型の物体にメサイアカードが融合した場合、メタロイドは巨大サイズで誕生する模様)。

当初リュウジは「もしかしたら、前にビルをロックしたメタロイドみたいな奴がいるのかも」と誤解していた。

リングで繰り広げられる壮絶な戦闘を熱く実況する事を生き甲斐としている。
正体を晒し、自らが戦闘している際も喋り続ける事を止めず、ビートバスターに「煩い」と何度も突っ込まれた。

テレビ朝日公式サイトの「ヴァグラス」では自身の体内のバトルフィールド空間のリング上で撮影された画像が公開されている。

メタロイドのデータを複数の素体メガゾーにダウンロードする例は本編において初となる。

単なる偶然だが、放映日の(2012年)11月11日に11番のメタロイドが登場している。

建造物から誕生した巨大サイズの怪人はスーパー戦隊シリーズにおいて『鳥人戦隊ジェットマン』のハウスジゲン以来の登場となる(あちらは前半の怪人が巨大サイズでの誕生もあるが、こちらは後半の怪人が巨大サイズでの誕生もある点で異なる)。

巨大戦を実況する怪人シリーズ第31作目にも登場している(あちらの戦隊も動物がモチーフになっており、「当初は3人だったが、後に5人になる」という点も共通している)。

シリーズ第25作目第38話でも巨大戦が実況されている(あちらは幹部が実況し、所属組織怪人も器物がモチーフになっている)。

同Missionでゴーバスターキングが初登場する。

敵メガゾードの重量について言及されている(追加パーツを含んでの計算かは不明)。

声を演じる幸野氏は格闘技イベント『PRIDE』や『ハッスル』のリングアナウンサーを務め、『未来戦隊タイムレンジャー』のハッカー・ユーゲント以来、12年振りにスーパー戦隊シリーズの怪人の声を演じている。

最終更新:2014年10月20日 13:10