ケンタテロイド

『さあ、お前達の腕がどの程度か見せてみろ』

【名前】 ケンタテロイド
【読み方】 けんたてろいど
【声】 岸尾だいすけ(ケンロイド)、沖佳苗(タテロイド)(ゴーバスターズ)
【登場作品】 特命戦隊ゴーバスターズ
仮面ライダー×スーパー戦隊×宇宙刑事 スーパーヒーロー大戦Z
【登場話(ゴーバスターズ)】 Mission43「決意のクリスマス」
【所属】 ヴァグラス
【分類】 合成メタロイド/合成メサイアロイド
【製造モチーフ】 日本刀、西洋盾
【その他のモチーフ】 鎧武者、騎士
【推奨動作環境】 骨董品倉庫(貯蔵数200点以上)
メサイアカード 「09」「12」
メサイアの力を宿す部位】 両腕
【オーダー】 メサイアの完全復活に向け、ゴーバスターズの怒りのデータを集める

【特命戦隊ゴーバスターズ】

日本刀にメサイアカード「09」が融合したケンロイド、西洋盾にメサイアカード「12」が融合したタテロイドがエンターによって1体に合体したメタロイド。

本来はケンロイドやタテロイドとして別々に誕生予定だった為、それぞれ異なる意志と声を持ち、口を開くと相手を怒らせる暴言がつきない。
メサイアの力を宿した両腕を持ち、右腕の最強の矛「滅災亜刀」と左腕の無敵の盾「メサイアシールド」を武器としている。

相手の闘争本能の源となる「憤慨」を感知し、ボディのヴァグラスマークに吸収して弱体化させる厄介な能力を有する。
最強の矛と無敵の盾を駆使しての破壊活動で人々を苦しめ、上述の能力でゴーバスターズから怒りのデータを集めようと目論む。

ゴーバスターズを誘き寄せる為に無関係の人々を襲い、ゴーバスターズの家族を侮辱して挑発する。
レッド達3人の怒りのエネルギーを吸収し、攻撃できない彼らを一方的に攻めるが、レッドバスターパワードカスタムの起死回生の一撃を受けるとエンター達と共に撤退した。

その後、「策を思い付いた」と再戦に臨むレッドの怒りを誘おうと挑発するが、「物陰に潜んだニックが鳴らすクリスマスソングのオルゴールをひたすら聞き続ける」という自己暗示による精神コントロールで妨害され、逆に自身が逆上してレッドに激しく襲い掛かるが、剣術を見切られてしまう。

エネトロンをチャージしたソウガンブレードでエンブレムを破壊されてしまい、最期はレッドバスターパワードカスタムがエネトロンをチャージして放ったライオブラスター・ファイナルバスターモードの射撃を受け爆散した。

爆散直前、2枚のメサイアカードは「優秀なカード」と判断したエンター・ユナイトが回収するが、エスケイプが操縦するメガゾードζに吸収された。

同個体の前身だった2体のメタロイドのデータをタイプγタイプδにそれぞれダウンロードされた2体のメガゾードも出現する。

【仮面ライダー×スーパー戦隊×宇宙刑事 スーパーヒーロー大戦Z】

宇宙犯罪組織マドーの怪人として登場。

【余談】

『ゴーバスターズ』本編において最後のメサイアロイドとなった。

ドームロイドと同様、ゴーバスターズを直接データ収集の対象にしたメタロイドでもある。

メタロイドは複数の物体が混ざって誕生する事もあるが、同個体は2体のメタロイドが合体している。
その姿は右半身(ケンロイド)が鎧武者、左半身(タテロイド)が騎士となっている。

『ゴーバスターズ』でMission36のメタロイドも盾がモチーフになっている。

2つの人格と男女混合の声を持つ怪人シリーズ第25作目にも登場している
更に「2体の怪人が身体の中心で二分割された姿で合体している」というデザインは『地球戦隊ファイブマン』の合身銀河闘士を思わせる。

天装戦隊ゴセイジャー』のオルトウロスヘッダーのナモノ・ガタリのようにそれぞれ個別の名前を持つ。
しかし、元より本来別々の怪人として存在する例は『仮面ライダー剣』のティターンと共通している。

『ゴーバスターズ』でケンロイドの声を演じる岸尾氏はEDを歌う「謎の新ユニットSTA☆MEN」の1人でもあり、彼を最後にした事になる。
未来戦隊タイムレンジャー』の連続窃盗犯ドーバ以来、12年振りにスーパー戦隊シリーズの怪人の声を演じている(その間に『爆竜戦隊アバレンジャー』の爆竜ディメノコドンの声を演じている)。

最終更新:2014年09月07日 23:32