メガゾードロイド

「はい。私、メガゾードロイド。間もなく、発車致しま~す」

【名前】 メガゾードロイド
【読み方】 めがぞーどろいど
【声】 高橋広樹
【登場作品】 特命戦隊ゴーバスターズ
【登場話】 Mission42「突撃!メガゾードの中へ」
【所属】 ヴァグラス
【分類】 メタロイド/メサイアロイド
【製造モチーフ】 メガゾードデンシャゾード2
【その他のモチーフ】 ウシ
【推奨動作環境】 弱気な霧の中
メサイアカード 「06」
メサイアの力を宿す部位】 不明(全身?)
【オーダー】 メサイアの完全復活に向け、人間の弱気のデータと弱さから立ち上がる人間の強さのデータを集める

【詳細】

デンシャゾード2にメサイアカード「06」が融合した事で製造されたメタロイド。

メガゾード級のボディと電車への変形能力を有し、落ち込んでいる人間を列車形態の自身に無理矢理乗車させ、様々な弱気のデータを集めて走り回る。
特殊な霧を発生させ、姿を晦ます事ができる為にレーダーでも発見できない。

経験則から「メサイアロイドに狙われる人間の共通点」が「意気地なし」や「弱虫」のような人物という事を特命部は突き止める。
仲村を囮にした作戦を実行するも気付かれてしまうが、体内に捕らわれた人々を元気にさせるヨーコを止める為に停車して出現する。

しかし、バスターヘラクレスのアームで捕らえられ、それを介してレッドとブルーに体内への侵入を許してしまう。

2人を妨害する為にエンターはレッドと共に車外に出て、エスケイプは動力室でブルーと交戦する。
お互いにパワードカスタムと強化形態で激戦を繰り広げるが、動力室に駆け付けたイエローバスターパワードカスタムに動力源を破壊され、その影響で機能停止してしまう。

乗車させられた人々も救出され、メタロイドの人格が消えた後にメサイアの人格が出現しようとするが、最期はバスターヘラクレスのヘラクレスクライシスを受け爆散した。

しかし、「人間の弱気のデータ」と同時に集めていた「弱さから立ち上がる人間の強さ」のデータによってメサイアカード「06」は更なる進化を遂げる。
敗北後、体内に寄生転送されていたタイプδにカードが移り、それを元にエスケイプ専用の新型メガゾードが誕生した。

【余談】

通常はメガゾードの機械音を発するが、同個体は電車のシステムボイスのような口調で喋る。

メガゾードにメサイアカードが融合した異例のメサイアロイドでもある。

一部のTV雑誌やクレジットでは「ゾードロイド」と表記されている。

上記の台詞にイエローは「メガゾードでメタロイド?」と発言し、ウサダは「どっちなの!?」と突っ込んでいる。

以前のメタロイドと融合したケースのように人格が暴走する事はなかったが、これは意思を持つメタロイドと異なり、メガゾードはインプットされた行動を取る単純なロボットだった事が起因していると思われる(誕生方法がイレギュラーな事に変わりはなく、同個体によるメガゾードの改造は行われなかった)。

メサイアの力を宿した部位は不明だが、電車に変形できる事から全身と思われる。
メサイア特有の赤色のボディ(京葉線がモデルと思われる)や通常のメタロイドと同様の4つの目を持つ。

以下の人々が「乗客」として無理矢理乗客されている(イエロー以外)。
  • 仕事にミスし、会社に戻りたくない男性会社員(メガゾードロイド曰く「意気地なし」)
  • サッカーボールを蹴り損ね、転んで泣き出した少年(メガゾードロイド曰く「弱虫」)
  • 甘い物断ちするが、我慢できずにケーキを食べてしまった女性(メガゾードロイド曰く「根性なし」)
  • 「勉強してもダメ」と言う塾通いの男子学生(メガゾードロイド曰く「後ろ向き」)

列車の内装に似た体内に人間を乗せる列車系の怪人シリーズ第19作目にも登場している
更にウシのような角を生やした列車系の怪人次々作にも登場している

声を演じる高橋氏はEDを歌う「謎の新ユニットSTA☆MEN」の1人でもあり、スーパー戦隊シリーズでの出演は今作が初となるが、『超・電王トリロジー/EPISODE YELLOW お宝DEエンド・パイレーツ』でイヴの声を演じた経歴がある(同作は電車を題材にしている)。

最終更新:2014年06月22日 12:57