デーボ・ローヤローヤ

「カキーンと監禁、ダッシュで脱走!」

【名前】 デーボ・ローヤローヤ
【読み方】 でーぼ・ろーやろーや
【声】 長嶝高士
【登場作品】 獣電戦隊キョウリュウジャー
【登場話】 ブレイブ3「あれるぜ!ざんげきのブレイブ」
【所属】 デーボス軍
【分類】 デーボモンスター
【創造者】 怒りの戦騎 ドゴルド
【考え】 「閉じ込められた強い人間は怒る」
【集める感情】 怒り
【成分】 牢屋、監視塔、手錠、足枷、囚人、看守など
【配合】 チェーンローヤ
【特記事項】 その駿足はドゴルドの心を捕らえて離さない
【名前の由来】 牢屋

【詳細】

ドゴルドの「閉じ込められた強い人間は怒る」という考えによって誕生したデーボモンスター。

左肩の牢屋に人間を捕らえる能力を有し、武芸やスポーツに秀でた強い人間だけをチェーンローヤで捕らえ、左肩の牢屋に幽閉する。
人間の捕獲後は上記の台詞と共に猛スピードでその場から脱走する為、誰も自身を捕まえる事はできない。

空手家などの強い人間を次々と捕らえていき、ブラック以外のキョウリュウジャーを駿足による高速突進で攻撃する。
ブラックの参戦後、駆け付けたドゴルドが5人との交戦になり、自身はその場から撤退し、追跡しようとするブルーとピンクから逃れる。

その後、自身の檻を弾き返した立風館家当主・源流や彼を助けようとしたダイゴを捕える。
しかし、獣電竜高速バイク「ディノチェイサー」で追跡するソウジの斬撃無双剣で左肩の牢屋を破壊され、2人を救出されてしまう。

その後、ブラック以外のキョウリュウジャーをゾーリ魔と共に迎え撃つが、レッドやグリーンの攻撃に押される。
ディノチェイサーに乗った2人を両手からの光線で攻撃するが、グリーンの獣電ブレイブスラッシュに怯み、続け様にレッドの獣電ブレイブフィニッシュを受け敗北(その際に「そんな…ダッシュに失敗ーーっ!」と叫んでいる)。

その直後、デーボスの復活水を浴びて巨大化する。
今までに捕らえた人々を連れて行こうとするが、駆け付けたキョウリュウジンに阻止され、捕らわれた人々を助ける為に獣電竜ドリケラは途中で離脱し、その代わりに獣電竜ザクトルが合体したキョウリュウジンステゴッチザクトルになす術もなく、最期はキョウリュウジン・ブレイブフィニッシュを受け爆散した。

【余談】

放送当時に発売されたゲーム『ゲームでガブリンチョ!!』では敵キャラの1体として登場。

単なる偶然だが、放映日の(2013年)3月3日に「○ー○」が3連続の名前のデーボモンスターが登場している。


武芸やスポーツに秀でた人間を襲う怪人シリーズ第16作目にも登場している(あちらの分類も「◯◯◯モンスター」となっており、戦隊も恐竜などをモチーフにしている)。

デザイン担当のK-SuKe氏によると「『捕まえる×逃げる』という事で看守ネコと囚人ネズミの合成怪人を考えていた」らしく、他にも「顔は中世ヨーロッパの死刑執行人のマスクがモチーフで警官の帽子も被っているが、『下半身は囚人服』という対比もポイント」とコメントしている(公式完全読本『KYORYUGER ETERNAL BRAVE』より)。

同ブレイブで初登場するソウジの父親、立風館源流役の春田純一氏は『大戦隊ゴーグルファイブ』でゴーグルブラック/黒田官平役、『科学戦隊ダイナマン』でダイナブラック/星川竜役としてレギュラー出演している。

声を演じる長嶝氏はシリーズ第33作目でも第3話に登場する怪人の声を演じている。
更に『爆竜戦隊アバレンジャー』でアバレッドの相棒として活躍した爆竜ティラノサウルスの声を演じた経歴がある(その為なのか、決め技を繰り出そうとするキョウリュウジンステゴッチザクトルに立ち向かう際に「ティラ」と発言している)。

最終更新:2020年12月30日 02:05