デーボ・ココドーコ

「ぜ、全然面白くない…わははははは!」

【名前】 デーボ・ココドーコ
【読み方】 でーぼ・ここどーこ
【声】 鳥海浩輔
【登場作品】 獣電戦隊キョウリュウジャー
【登場話】 ブレイブ8「ココドコ?めいろをぶっとばせ」
【所属】 デーボス軍
【分類】 デーボモンスター
【創造者】 哀しみの戦騎 アイガロン
【考え】 「失った大切な者を追いかけて、さまよい続ける人は哀しむ」
【集める感情】 哀しみ
【成分】 迷路、ゴール旗など
【配合】 ビッグサイズゴール
【特記事項】 年齢的にお肌の曲がり角でそのケアにいきづまる
【名前の由来】 ここどこ?

【詳細】

アイガロンの「失った大切な者を追いかけて、さまよい続ける人間は哀しむ」という考えによって誕生したデーボモンスター。

人間に幻覚を見せて巨大な迷路空間を作り出す事ができる。

迷路と言っても、厳密には超巨大なドーム状の閉鎖空間で繰り出される風景が目まぐるしく変調する幻にすぎない。

この空間に囚われた人間は自分が死別してしまった人物の幻を見せられ、さらにその幻から虐げの言葉をかけられる事で「哀しみ」の感情を誘発させてしまう。

また、このドームは強力なバリアで、闇雲に攻撃しただけでは破壊できない。
唯一突破する方法はバリアの内と外からの波状攻撃で、一方の刺激でバリアの強度が緩くなる一瞬に反対側から破壊するしかない。
ノブハル達が遊びに来ていた遊園地を迷路空間に隔離し、ノブハルの妹・優子にも、亡き夫の賢一の幻を見せて虜にし、幻覚に捕らわれなかったノブハルが変身したブルーと交戦。しかし、逃亡したブルーを見失ってしまう。

優子は賢一の幻影を追い求めるが、現れたノブハルの親父ギャグに笑わなかった事で生前の賢一ではないと見破られ、さらにその連続ギャグに和んだ優子から「哀しみ」が消えた事で賢一は消滅してしまう。

一方、バリアの外壁に駆けつけた他の4人のキョウリュウジャーがアイガロンやラッキューロと交戦しながらバリアを破る策を練っていたが、偶然内部で転倒した理香の飛ばした靴にブラックとグリーンが閃き、彼女の協力でバリアの破壊に成功する。

バリアを破られた事でゾーリ魔を引き連れてキョウリュウジャーと交戦。
追い詰められたところで再度迷路を作ろうと目論むが、18番の獣電池とブルーの十八番により無理矢理笑わされ迷路も作れず敗北。

その後、敵に操られた獣電竜プテラゴードンとキョウリュウジンウエスタンが戦っている隙にラッキューロによって巨大化する。
当初は手持ちのサイズで切りつけて攻撃するが、「複数の敵は衝突させればいい」というレッドの策で、キョウリュウジンW・ブレイブフィニッシュで上空まで吹き飛ばされ、さらに衝突する前にプテラゴードンの雷攻撃で爆散した。

【余談】

悪事を働く事には迷いの無い非情な性格で、その戦いにはゴールは無い。
なお、公式によればラッキューロも今回の作戦を共同で立案していた模様。

「特記事項」から察するに、ドロンボスのように早い段階から誕生していたモンスターではないかと思われる。

声を演じる鳥海氏は前作でも「人々を閉鎖空間に引きずり込む」能力を持った怪人の声を演じている。
迷路空間で繰り出される幻想は強靭な精神力を持った人間には通用しない(実際に賢一の死をしっかりと受け入れていた理香やノブハルは正常でいられた)。

最終更新:2013年04月10日 18:08