烈車戦隊トッキュウジャー

「勝利のイマジネーション!」

【番組名】 烈車戦隊トッキュウジャー
【読み方】 れっしゃせんたいとっきゅうじゃー
【放送開始】 2014年2月16日
【放送終了】 2014年2月15日
【話数】 全47話+劇場版2作+客演1作
【TV朝日公式サイト】 http://www.tv-asahi.co.jp/tqg/
【東映公式サイト】 http://www.toei.co.jp/tv/toqger/
【前作】 獣電戦隊キョウリュウジャー
【次回作】 手裏剣戦隊ニンニンジャー

【あらすじ】

西暦2014年。
地底から現れた悪の帝国「シャドーライン」が世界を暗黒に包もうと猛威を振るい始めた。

シャドーラインは拠点となる「ステーション」を増やすため、様々な場所で悪事を働き、闇の路線を増やそうとする。

ある日、大勢の子供がシャドーラインの巨大車両「クライナー」に拉致されてしまうが、何故かその中に一人の青年、ライトが混じっていた。

そこへシャドーラインの対となるレインボーラインを通る巨大車両「烈車」が現われ、クライナーと対決。
やがて停車したクライナーと烈車、レッドレッシャーからはトッキュウジャーと名乗る4人の戦士が降りクライナーから出てきたシャドー怪人達と戦い始める。
シャドーラインの怪人と戦うトッキュウジャーだが、乱入したライトが無謀にもシャドー怪人に立ち向かい、返り討ちにされてしまった。

ライトが目覚めるとそこにいたのはそれぞれトカッチ、ミオ、ヒカリ、カグラと名乗る4人の若者。
彼らこそトッキュウジャーの正体であり、ライトの幼馴染だった。

しかし、ライトを含めた5人は幼馴染であったこと以外の記憶を失い、「車掌」と呼ばれる人物の口から、高い想像力・イマジネーションを持つ者として認められ、シャドーラインを迎え撃つ戦士「トッキュウジャー」に選ばれたことを知る。

スーパー戦隊シリーズ第37作目。

同作のテーマは「列車」。作中では「烈車」とされており字が異なるため注意。
スーパー戦隊としてはグランドライナー(救急戦隊ゴーゴーファイブ)やキョウレツオー(炎神戦隊ゴーオンジャー)などロボのモチーフとして採用されることはあったが、作品全体の主要素として用いられるのは本作が初。

随所に列車関連の要素が盛り込まれており、トッキュウジャーのスーツやマスクに線路や路線図が描かれているほか、キーアイテムとなるトッキュウレッシャーが鉄道模型、さらにはロボ、その乗り込み方法、武器や名乗りのアナウンスなどにそれが確認できる。

またスーパー戦隊としては珍しくメンバー全員が記憶喪失に陥っており、名前や一部の過去以外の記憶を失っている。
これらが徐々に明かされていくロードムービー的な要素も特徴。
拠点は基本的にレッドレッシャ―内部だが、常に移動しているため本拠地と呼べるものが存在しない。

プロデューサーはシンケンジャー、ゴーカイジャーと言った戦隊シリーズやウィザード等の仮面ライダー作品を担当した宇都宮孝明氏で、列車という作品コンセプトをわかりやすく視聴者に見せるためメンバーの色が固定されておらず、他のメンバーとレッシャーを交換することによる「乗り換えチェンジ」で色と姿が変化する。
ある意味トッキュウジャー内限定の豪快チェンジといえる要素であり、その都合上メンバーの名前には「トッキュウ○号」と初めて用いられる呼び名が使われる。

この戦隊は子供がイマジネーションによって青年の身体に成長した、という子供が戦隊ヒーローとなって戦うのは追加戦士などで何名かいたものの、
トッキュウジャーでは基本メンバー5人全員がもともと子供だったという類を見ないものとなっている。

最終更新:2021年07月09日 00:59