フリーザーオルグ

「光栄にもシュテン様のお声掛かりで、ガオレンジャーを倒す役割を承ったのだ!」

【名前】 フリーザーオルグ
【読み方】 ふりーざーおるぐ
【声】 田中一成
【登場作品】 百獣戦隊ガオレンジャー
【登場話】 Quest13「産声が凍る」
【所属】 オルグ
【分類】 オルグ魔人
【器物モチーフ】 冷蔵庫

【詳細】

邪気が冷蔵庫に宿り、身体を作り出した事で誕生したオルグ魔人。

頭部からの強力な冷気を武器とし、冷気で対象を氷漬けにする「急速冷凍」という必殺技を繰り出す。
冷気を放つ際は両目の周囲が観音開きでオープンし、両目の間にある冷気の噴射口が露出する。

シュテンに対する忠誠心は厚く、自らガオレンジャーの打倒に向かう彼をサポートする。

上述の急速冷凍で5人に襲い掛り、ヤバイバツエツエと交戦するイエローとホワイト以外の3人を冷気で苦戦させる。
しかし、「凍り漬かせた」と油断した隙を突いた3人の反撃に遭い、レッドが「冷たい攻撃には熱い心で対抗してやる」と放ったガオメインバスター・ノーマルモードの連射に怯み、ファイナルモードの射撃を受け倒される。

その直後、オルグシードによって再生巨大化する。
5体のパワーアニマル(ガオイーグル、ガオバイソン、ガオベアー、ガオポーラー、ガオゴリラ)が召喚され、ガオイーグル以外の4体の攻撃に怯み、百獣合体したガオマッスルに急速冷凍で対抗するが、剛力無双・マッスルラリアットで大ダメージを負う。

しかし、シュテンが吸収していたガオレンジャーの力によってパワーアップする。
ガオマッスルのバイソンキックを受け止めてから投げ飛ばす程に強化され、マッスルベアーハッグを受けながらもガオマッスルに組み付き、最大限に稼働させた体内の冷気を全身から放つ自爆技「絶対零度」を使い、最期はガオマッスルと共に凍結して散った(その際にシュテンの名を叫んでいる)。

戦いの後、上述の絶対零度によって全てのガオソウルを封印され、5人はガオレンジャーへの変身能力を失ってしまう。

【余談】

デザイナー・さとうけいいち氏によれば、「『ジュラルミンの業務用冷蔵庫みたいな感じでやろう』と思い、ワインレッドにしたのはガオレンジャーと被らない色にしたかった」らしい(『百化繚乱[下之巻]』より)。

声を演じる田中氏は前作でも怪人の声を演じているが、2016年10月に亡くなった為、今作で特撮作品において最後の出演となった。

最終更新:2017年03月07日 00:04