アノマロカリス・ドーパント

「僕の土地に手を出す奴は、皆消えてもらう」

【名前】 アノマロカリス・ドーパント
【読み方】 あのまろかりす・どーぱんと
【声】 伊東孝明(プロダクション)
えんじ則之(プロト)
伊藤竜翼
【登場作品】 仮面ライダーW
【登場話】 第5話「少女…A/パパは仮面ライダー」
第6話「少女…A/嘘の代償」
第49話「Eにさよなら/この街に正義の花束を」
【分類】 ドーパント
【メモリ】 アノマロカリスメモリ
【綴り】 ANOMALOCARIS
【頭文字デザイン】 向かい合った2匹のアノマロカリス(A)
【モチーフ】 アノマロカリス
【生体コネクタ位置】 左掌(鷹村源蔵)
胸(EXEメンバー)

【詳細】

市販されている「アノマロカリス」のガイアメモリで、第二風都タワー建設予定地の地主、鷹村源蔵と彼の部下が変身したドーパント。
「奇妙なエビ」の名を冠する古生代カンブリア紀に全盛を振るった巨大捕食動物「アノマロカリス」の記憶を持つメモリは2種類が存在し、プロダクションモデルは鷹村が、プロトモデルは彼の部下が所有していた。

食堂に生えた歯を弾丸にして発射し、水中に身を潜めつつ遠方の目標を狙撃する能力を持つ。
水陸両棲のドーパントだが、水中では更にその力を増幅し、プロダクションモデルには更に水中戦に特化した形としてビッグ・アノマロカリスとなる能力があり、凄まじい水中攻撃を繰り出す事ができる。

プロトモデルを持つ鷹村の部下は何度も楠原議員を狙うが護衛としてついていたダブルの妨害により失敗。
楠原議員が娘を連れて視察を行っている途中、至近距離から仕留めようとしたようだがこれもまた失敗いしてしまいダブルサイクロントリガーの銃撃で陸上に追い出される。
弾丸を打ち落とされた為に丸まった上に黒煙を放つが、ヒートメモリを使用したスタッグフォンによって阻まれてしまい、サイクロンジョーカーのジョーカーエクストリームを受けメモリブレイクされた。

しかしその直ぐ側に鷹村が変身するプロダクションモデル版のアノマロカリス・ドーパントも潜んでおり、ダブルを父親が変身したものと見たあすかが駆け寄ってきたのを確認し彼女を標的として狙撃するも、ルナメタルにチェンジしたダブルに歯を叩き落されて失敗したため即座に撤退する。

ここまで執拗に楠原議員を鷹村が狙うのには訳があった。
彼が持つ土地は第二風都タワー建設の予定地であり、その建設事業の実現を公約に掲げ宿願とする彼女から度々土地を明け渡すよう説得を受けていたものの全て拒否していた。
それは、彼の持つ土地の地下にガイアメモリの製造工場が存在していた為で、彼がミュージアム繋がりがあったためである。

その後、部下が失敗したため今度は自分がアノマロカリスのメモリを使って彼女を狙い始め、ナスカ・ドーパントの協力を取り付けて楠原あすかを誘拐し、議員を呼び出して脅し公約の撤回を迫る。
しかし、ダブルが駆け付けてきたためあすかを人質にするも、ルナトリガーの変幻自在の弾丸は人質をかいくぐって的確に自分へ銃撃を加えてきたため、その力に恐れをなしてあすかを置き去りにして逃走。
取引現場から外に出るとビッグ・アノマロカリスへと変貌しダブルに襲いかかったが、トリガーフルバーストを受けメモリブレイクされた。

最終話ではEXEのメンバーの1人が変身した別個体が登場。
仮面ライダージョーカーに全く歯が立たず圧倒され、飛び掛かったところをライダーパンチを受けメモリブレイクされた。

【余談】

外見は人型のアノマロカリスであるが、つぶらな瞳やふかふかした質感など、どこか愛嬌を感じるディティールとなっている。
その為、人質に取られたあすか役の大村らら氏は笑ってしまい、何度も撮り直しされた事が後のインタビューで語られている。

最終更新:2021年03月10日 17:49