ピギーズイマジン

長兄「おい!何だ、それは!?気持ち悪いな!」
次男「違うよ、気色悪いんだよ」
三男「ヌハッ、キモい!キモ~い!」

【名前】 ピギーズイマジン
【読み方】 ぴぎーずいまじん
【声】 中井和哉(長男)、鳥海浩輔(次男)、柿原徹也(三男)
【スーツアクター】 伊藤教人
【登場作品】 仮面ライダー×仮面ライダー×仮面ライダー THE MOVIE 超・電王トリロジー/EPISODE RED ゼロのスタートウィンクル
【分類】 はぐれイマジン
【契約者】 菊地宏
【契約内容】 野上愛理を救うヒーローになりたい→自身が愛理を襲い、それを契約者に助けさせる
【過去の日付】 2010年1月26日(契約者が愛理の目の前で恥を晒した日)
【童話】 三匹の子豚
【イメージモチーフ】 ブタ
【その他のモチーフ】 藁、木、煉瓦

【詳細】

2010年の現在にやって来た未来人のエネルギー体が菊地宏の想い描く童話『三匹の子豚』からブタをイメージし、この世に現出した姿。

3つの頭部にそれぞれ異なる意思と人格を持ち、両腕の鋭い蹄を武器としている。
鈍重そうな見かけに反して身軽な動きをし、その身体を利用した突進攻撃を得意とする。

菊地の「愛理を救うヒーローになりたい」という望みを叶える為に行動し、手始めに2010年1月の日付が不明のチケットでデンライナーを暴走させる。
その隙に「チンピラやヤクザに襲われる愛理を菊地が救う」という作戦を実行するが、菊地が予想以上の小心者だった為に作戦が進まずに業を煮やす。

電王ロッドフォームと交戦するが、デネブの乱入によって菊地と共に撤退する。
その後、菊地の乗ったトラックの荷台に愛理を押し込める事で「菊地が愛理を助けた」という強引な方法で契約完了を目論む。

しかし、それを拒否した菊池は愛理を荷台に乗せたままトラックで逃亡し、それを追跡するも振り払われてしまう。
追い付いた電王ソードフォームを持ち前の戦闘力で追い詰めるが、暴走中のデンライナーを駅長がキングライナーで確保した為、ウラタロス達が参戦する。

クライマックスフォームにフォームチェンジした電王になす術もなく、最期は「俺達の必殺技・クライマックスバージョン(ボイスターズスラッシュ)」を受け爆散した(その際に長男は次男と三男に「ゴメン、弟達!」と詫びている)。

【余談】

2010年の時点では既にイマジンの未来が消え、人間の未来が確定していた為、契約者の時間を奪い消え去る事を免れようとしていた。
しかし、皮肉にも「契約者の優柔不断さに振り回され、挙句の果てに電王に倒される」という悲運に満ちたイマジンでもある。

高圧的な態度で接していたが、痺れを切らすまでは菊地の指示に素直に従い、彼の意に添う方法で契約を完了しようとしている。

頭部が赤い目の長男、右肩が黒い目の次男、左肩が白い目の三男となっている。
長男は常にイライラしている粗暴な性格、次男は常に兄の言葉を訂正するクールな性格、三男は次男の訂正した言葉を繰り返す子供っぽい性格を持つ。

長男を次男は「兄貴」、三男は「お兄ちゃま」と呼ぶ。

同個体と同様の顔の配置となっている電王クライマックスフォームに対し、それぞれ上記の感想を漏らしている。
実際に電王が勝利した訳だが、リュウタロス曰く「(顔の数が)4人対3人で自分達の方が勝っている」。

自転車で追って来たモモタロスと激突し、お互いに股間を強打して悶絶するシーンが見られる。

同作で『仮面ライダーカブト』のネイティブ/立川大吾役として出演していた中泉秀雄氏が契約者の菊地宏役としてゲスト出演している。

撮影用スーツはアルビノレオイマジンの改造。

長男の声を演じる中井氏は平成仮面ライダーシリーズでの怪人役としての出演、三男の声を演じる柿原氏は特撮作品での出演は今作が初となる。
次男の声を演じる鳥海氏は第31・32話のイマジンの声も演じている。

最終更新:2020年09月24日 04:43