リングシャドー

「ちょっとちょっと!何なの!?次から次に。私のステーションを荒らさないでちょ~だい♪」

【名前】 リングシャドー
【読み方】 りんぐしゃどー
【声】 三宅健太
【登場作品】 烈車戦隊トッキュウジャー
【登場話】 第18駅「君の名を呼べば」
【所属】 シャドーライン
【分類】 シャドー怪人
【闇形式】 ゼハ22-18
【闇装備】 頭痛系リング、宝石系ガントレット
【闇駅名】 変頭痛駅
【心の闇】 リングが齎す心身共にくる苦痛
【シャドー怪人薀蓄】 全身の宝石は闇で磨かれた不吉なジュエル
【モチーフ】 リング(指輪)、宝石
【闇形式の由来】 頭痛?

【詳細】

相手の頭部に「頭痛系リング」という金の輪っかを嵌める指輪系シャドー怪人。

このリングはその名の通り、「付けられた相手が(シャドーと人間問わず)誰かから名前を呼ばれると、激しい頭痛を引き起こす」という代物で、自身以外には誰も取り外すことは不可能。
また、肉弾戦に優れた攻防一体の手甲「宝石系ガントレット」を装備してる他、黒いハート型の投げキッスで相手を爆砕してしまう。

性格は独占欲が強いオネエ(ただし怒髪天になるとドスの効いた野太い声に変わる)らしく、リングを嵌めた相手にわざとらしく名前を連呼して追い打ちをかけるなど残虐を秘め、ザラムとは彼のシャドーライン時代からの付き合い。

闇駅「変頭痛」を作り上げると住人たちにリングを嵌め、互いにうっかり名前を呼んでしまった人間たちを頭痛で苦しめて「心の闇」を集めていた。
管轄下の町にザラムが訪れると再会の言葉を掛けつつも、シャドーの裏切り者として一触即発になってたところにトッキュウジャーたちも参入。
その隙にザラムにもリングを嵌めるが、「シャドーとしての名前を捨てた」と頑なに信じ込む彼には効果が無く唖然としてしまう。
しかし、そこに「シャドーなのにキラキラを得た」というザラムに興味を持ったゼットが現れてかまをかけると、彼の闇の覇気に毒されてザラムの姿がシャドーに戻り、リングの力が有効になる。
そして反論するライトにも、「皇帝に無礼を働いた」としてリングを嵌めると、「本当にシャドーを捨てられたのか、もう一度ザラムを確かめたい」というゼットの提案でライトを拉致して撤収する。

その後、どこかの広場で再度ザラムと対峙するが、人質のライトの「記憶を取り戻した(本当の名前を思い出した)」というハッタリにまんまと騙され、自ら彼のリングを外して解放してしまう。
苦虫を噛み潰しながら、今度はザラムの名前を連呼して彼を執拗に追い詰めるが、駆け付けた残り4人のトッキュウジャーの「レインボーラッシュ」がザラムに命中。その攻撃で彼に「虹野明」という新たな名前が与えられたことで、「ザラム」という古い名と一緒にリングも消滅してしまう。

そして、興が削がれて勝手に撤収するゼットに置き去りにされ、6人揃ったトッキュウジャーと交戦。
クローズが他のメンバーと戦っている間に6号と一騎打ちになるが、彼のユウドウブレイカーによる必殺技を受け敗北。

その直後、闇暴走を起こして巨大化し、トッキュウオーと交戦。
ガントレットによる肉弾戦と「ぐるぐる」とターンを踏む華麗な攻撃でフミキリ剣を吹き飛ばすなど善戦に出るが、6号が助太刀として召喚した「ドリルレッシャー」が、あろうことか真下から股を抉るように出現し、そのダメージに「初めての快感」と恍惚感に浸っている隙にトッキュウオードリルに烈車武装され、最期はドリルトルネードを受け爆散した。

【余談】

形式から察すれば、ゼット直属のシャドー怪人と思われる。
外見が煌びやかな宝石なのも、彼の配下たる由縁と思われる。

指輪をモチーフにした怪人はスーパー戦隊シリーズにおいて『五星戦隊ダイレンジャー』の指輪官女以来の登場となる

最終更新:2014年07月20日 19:39