フェンスシャドー

「ギギギギ……。グリッタ嬢、言ってた。俺のフェンスで、烈車、捕まえる！」

【名前】	フェンスシャドー
【読み方】	ふぇんすしゃどー
【声】	志賀克也
【登場作品】	烈車戦隊トッキュウジャー
【登場話】	第19駅「出発！ビルドダイオー」
【所属】	シャドーライン
【分類】	シャドー怪人
【闇形式】	グハ10239-19
【闇装備】	鉄柵系ランス、鉄条網系フェンス
【闇駅名】	なし
【心の闇】	なし（トッキュウレッシャーの強奪）
【シャドー怪人薀蓄】	フェンスは相手が越えられない高さまで自在に調整可能
【モチーフ】	フェンス、拘束具？
【闇形式の由来】	鉄柵？

【詳細】

いかなる場所にも瞬時に「鉄条網系フェンス」を召喚し、獲物を捕える鉄柵系シャドー怪人。

「フェンス」は単なる「壁」の場合もあれば、肋骨のようなトンネル状など捕まえる相手に合わせて様々な形状のものを形成できる。
またフォークのように四又に分かれた「鉄柵系ランス」を振り回し、先端から棘状のエネルギー弾を乱射する（ただし威力自体は低いのか、6号に容易く振り払われている）。

グリッタ嬢の命令で、トッキュウレッシャーの直接的な強奪を目論んで出撃。
まずは手始めにクライナーに奇襲をかけさせ、それに応じて臨戦状態になっていたトッキュウレッシャーを丸ごと「フェンス」で拘束。
さらに別行動を取っていて無事だった2号と6号がやってくると、明が救援用に召喚したドリルレッシャーを強奪、クライナーにドッキングさせ、その掘削能力で近くの岩山を崩して烈車を生き埋めにしてしまう。
さらに強力な攻撃で変身解除に追い込まれてもなお仲間を助けようと足掻くトカッチをクローズたちに襲わせて足に怪我を負わせるが、助けに入った6号の反撃で2人を取り逃してしまう。

その後も烈車を土砂に埋め続けて中に乗っていたライトや車掌たちを窒息に追い込むが、明オリジナルの改造（曰く「調教」）を終えた6号専用の新烈車「ビルドレッシャー」の多彩な機能によって、トッキュウレッシャーが土砂の中から救出されてしまう。

作戦が失敗して憤慨すると、直接トッキュウジャーの前に現れて交戦。
それぞれ順にずれて乗り換え変身した1号ブルー、2号イエロー、3号グリーン、4号ピンク、5号レッド、そして6号と戦う。

途中、もとのレッドに戻った1号が興味本位で6号と「乗り換え」しようとしてそれに失敗した隙（チケットによると6号は「乗り換える必要がない」）をついて2人をフェンスの壁に閉じ込めようとするが、咄嗟に6号がせり上がるフェンスを力任せに押しつけて妨害し、その間に脱出した1号の攻撃がヒット、さらに吹き飛ばされて6号の追撃を受ける。

直後、5人がレンケツバズーカを構えると、2号のイマジネーションでレインボーラッシュ「落石注意」が発動。
頭上から降り注ぐ大量の大岩（厳密にはそれを支えるフェンスの天井）の重さに潰されて圧死した。

闇暴走を起こして巨大化すると、ビルドレッシャーが烈車合体（変形）した「ビルドダイオー」に、クライナーロボとともに迎え撃つ。
しかし、ダイオーの圧倒的な攻撃にクライナーロボが倒されてドリルが奪還され、相手がビルドダイオードリルに武装し、最期はビルドダイオーショベルドリルダブルクラッシュを受け爆散した。

【余談】

「ギギギギ……」という独特の笑い声が特徴。

本体は中世の拷問機具のように全身を拘束具で覆われたような姿をしている。

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