「この惑星の個は何故ここまで無軌道なのか。やはり個の存在など不要。メガヘクスこそが唯一の完全なシステムである!」
【名前】 |
ZZZメガヘクス |
【読み方】 |
すりーぜっとめがへくす |
【声】 |
三木眞一郎 |
【登場作品】 |
仮面ライダー×仮面ライダー ドライブ&鎧武 MOVIE大戦フルスロットル |
【分類】 |
機械生命体 |
【事件】 |
惑星メガヘクスによる侵略事件 |
【特色/力】 |
特殊強化鋼のボディアーマー、高速修復能力、複数のZZZメガヘクスとの融合合体 |
【モチーフ】 |
不明 |
【詳細】
メガヘクスと同じ能力に加え、サイバロイドボディZZZのデータを元にした強化アーマーや駆動機関が追加され、
エネルギー出力が飛躍的に上昇。
驚異的なスピードでの自己修復能力も持ち、致命傷に至らないダメージはすぐさま復元して戦闘に復帰できる。
外見はメガヘクスの端末とサイバロイドZZZが融合したような姿であり、全ての端末にデータが反映されたために、地球各地に飛び立った端末たちが全てこの姿に変化している。
だが、戦力を増やす過程で読み取ったデータから、かつて葛葉紘汰に破れ亡くなったはずの駆紋戒斗を作り出してから歯車が狂い始める。
生前と変わらぬ戒斗本人を創りだしたため、個を捨て全てをメガヘクスに融合するという”弱い”考えに反発した戒斗は即座に反旗を翻し仮面ライダーたちと共にメガヘクスらを迎撃。
そして復活した舞の力で鎧武とドライブの能力を融合し作り出した鎧武 ドライブアームズとドライブ タイプフルーツの力に圧倒されてしまう。
さらに、ロイミュードを取り込んでしまったことで、ロイミュードの「コアを破壊することで消滅する」という弱点も抱え込んでしまい、
トライドロンにタイプフルーツタイヤを合体させたスペース・マシンに乗り込み、惑星メガヘクスに突撃した両ライダーのダブルライダーキックをコアに食らい消滅した。
メガヘクスが消滅したあと、彼が作り出した機械生命体達は全て活動を停止。その中には蘇った戒斗もバロンに変身した姿のまま活動を停止していた…
【余談】
スーツは恐らくサイバロイドZZZの上半身とメガヘクスのボディを組み合わせ、新造の頭部を足して改造したものと思われる。
戒斗を復元した際にはどういう経緯で紘汰と戦い、散っていったのかまで読み取っていなかったのか、反旗を翻すとは全く考えていなかった模様。
戒斗がバロンに変身した直後に横に立っていたところを思い切りランスでぶん殴られて吹き飛ばされ、抵抗するもその猛攻を捌ききれずボコボコにされていた。
その動きも明らかに精彩を欠くものであったため、メガヘクスにとってみれば完全に予想外だったのは明らかである一方、
彼のことを知る視聴者からしてみれば「そりゃそうなるよな…」と納得せざるを得ない場面であった。
高い再現度が仇になったわけである。主人公と最後まで競り合った強豪としか見てなかったのだろうか…
最も、それはメガヘクスが「個」を重視していない余り、駆紋戒斗という「個人」の性質を全く考慮していなかったという証拠と言える。
後に仮面ライダー図鑑に鎧武の項目が追加された際に、「システム上反逆は不可能」であることが判明。
そのシステムを覆し、不可能を可能にした男はかつてのライバルが地球を救うのを見届けて機能を停止したのだった。
最終更新:2022年10月20日 01:44