ゼット・真

「よせ、てめぇら!この期に及んで、『キラキラ』するんじゃね!」

【名前】 ゼット・真
【読み方】 ぜっと・しん
【声】 大口兼悟
【登場作品】 烈車戦隊トッキュウジャー
【初登場話】 第41駅「クリスマス大決戦」
【所属】 シャドーライン
【分類】 皇帝
【闇形式】 ゼッイ83-11
【闇装備】 皇帝系キラーソード
【モチーフ】 闇?、蝙蝠?、悪魔?
【名前の由来】 Z?
【シャドー怪人薀蓄】 その本質はやはり『キラキラ』ではなく『闇』
【闇形式の由来】 闇?

【詳細】

闇の皇帝 ゼットが自身の体内に取り込んでいた『キラキラ』の要素であるグリッタ嬢ノア夫人達によって分離された事で、今まで抑え込んでいた『闇』が急激に増幅して進化した姿。

外見は以前の怪人態と似ているが、鋼の翼のような要素が加わっている。

また、人間態の姿でもこの姿での背中や前掛けの羽の部分が残っている。

溢れんばかりの『闇』の量は凄まじく、キャッスルターミナルから帰還するだけで彼の「闇」に触発されたクライナーが大量に地上に出現した。
この姿はグリッタによると「シャドーにとっても人間にとっても不吉な存在」らしく、敵対関係であるトッキュウジャーにも自身を皇帝の下から引き離そうとするシュバルツ将軍達を止めるように懇願した程である。

終着駅では自分の分身たる闇の巨獣の大破と同時にとある荒れ地に飛ばされ、合流したネロ、モルクとともにトッキュウジャーと最期の決戦に臨む。
しかし、巨獣を失った影響で自分の『闇』の力が著しく低下して思うように力が出せず、幹部共々劣勢へと追いやられてしまう。
そして自分は1号と因縁の対決を展開していたが、ネロを退けた6号、モルクを戦闘不能にした2~5号たちが合流すると、ユウドウブレイカーを弾丸の代用にした6人の「レインボーラッシュ」の一撃をまともに喰らって大ダメージを負う。

そこに寄り添ったネロとモルクから「陛下のために自分たちの存在を闇として奉げる」という進言を受けると一度は上記の台詞を口走って躊躇していたが、敢えて自分へ向けた彼らの強い忠誠心を受け入れて吸収、全快になった反撃で1号以外のトッキュウジャーを変身解除にする。
そして、今度こそ1号との正真正銘の最期の勝負に挑むが、トカッチたちから烈車を託された彼がブルー→イエローグリーン→ピンク→オレンジ(ビルド)→ハイパーと「乗り継ぎ」を繰り返すと、虹色に輝く新たなトッキュウ1号に変身。
レールスラッシャーとユウドウブレイカーの二刀流から繰り出される煌びやかな連撃に手も足も出せず、とどめに至近距離からのダイカイテンキャノンの全力砲撃を浴びせられて完敗した。

なお、『エターナルメモリーズ』によれば腹部に配置されていた巨大な眼がシャッターで遮蔽されているのは、「もはや全智の存在と化した→新たに知る必用がなくなった→視る必用がなくなった」という表現。

最終更新:2015年06月22日 22:40