【詳細】
『手裏剣戦隊ニンニンジャー』に登場する敵組織。
ラストニンジャ/伊賀崎好天によって封印された
牙鬼幻月の器を復活すべく画策し、その完全復活に必要なエネルギーである「恐れ」と呼ばれる人間の感情を収集する。
封印されていた墓から幻月が解放され、その影響で彼の怨念と妖気を纏って飛び散った
封印の手裏剣が器物に憑依する事で
妖怪が生まれる。
有明の方と弓張を除くのメンバーは「牙凌道」という共通の必殺技を使用する(蛾眉は「雷幻斬り」、晦は「洒落頭」、萬月は「満月斬」など)。
伝承された絵には「生前の牙鬼と共に妖怪に転生した」と見られる幹部の姿も描かれ、何れも人間だった頃の姿の要素を残しつつも化物に転じた姿をしている。
誕生が戦国時代という事もあり、「軍団」というよりは戦国武将の一家としての存在が強い。
忍びの43で幻月が復活し、忍びの44で本拠地の
牙鬼城が地上から浮上し、総攻撃を開始する。
それ以降から幹部が次々と倒れていき、忍びの最終章で幻月自身も討伐され、牙鬼城も地上から消え去った事で壊滅した。
【余談】
牙鬼軍団のマークは「家紋みたいにしようと思ったが、大概の和風なモチーフは実際に家紋として使われている為、そこで色々と調べた末に存在が確認できなかった『鬼瓦』をモチーフにした」らしく、「デザインを検討する中で『瓦』部分が邪魔になるとの事でカットされ、変な『鬼』部分だけが残ってしまった」とコメントしている(DVDの映像特典の「忍者秘伝ノ書」でのデザイナー・篠原保氏のコメントより)。
最終更新:2016年02月08日 18:49