「乱世に咲き誇りし美魔女、有明の方」
【名前】 |
有明の方 |
【読み方】 |
ありあけのかた |
【声】 |
三石琴乃 |
【登場作品】 |
手裏剣戦隊ニンニンジャー |
【初登場話】 |
忍びの21「燃えよ!夢の忍者野球」 |
【所属】 |
牙鬼軍団 |
【分類】 |
幹部/妖怪 |
【モチーフ】 |
小面 |
【名前の由来】 |
有明(月の満ちかけの1つ) |
【詳細】
十六夜九衛門がニンニンジャーの戦力強化に焦り、忍びの20のラストで目と鼻の部分が割れている小面の面に「恐れ」の水を注ぎ、忍びの21で復活させた。
外見は豪奢な着物に身を包んだ女性が異形の者と混ざり合ったような姿をし、扇を武器として所持し、雷撃を周囲に放出させる能力を有する。
2体の
ヒャッカラゲを護衛役に付けているが本人の戦闘能力は意外と高く、アカニンジャーを圧倒し、あと一歩にまで追い詰める程の力を見せている。
非常にワガママでヒステリックな性格な上、上記の台詞の通りにナルシストである。
家老である
晦正影よりも格上の為、晦も彼女には頭が上がらず、彼女のワガママに翻弄されている。
溜めた恐れの力を「小じわが増える」と美容化粧水のように使ったり、シロップのようにかき氷にかけたり、九衛門も彼女の挙動には呆れている。
「(牙鬼の復活に必要な)恐れの力が足りぬ」として軍略なども無視し、恐れの力を集めるように晦に告げたり、伴侶の復活を心待ちにするなど、
夫に対する愛情は強いようだ。
その自己中心的な性格から部下や同胞に対する呼び方はかなり安直で、妖怪ヌリカベに対しては「壁」、自分を復活させた九衛門には単に「キツネ」と呼んでいるが、自身も物覚えの悪い天晴からは雷蔵と同様に「刈り上げの刀」や様々な呼び間違いで名前を呼ばれており、「そうそう、首もとがスースー……って、誰が刈り上げじゃ!」等のノリツッコミをしたことも。
【余談】
声を演じる三石は特撮作品での出演は今作が初となる。
なお、『天下無敵』のデザイナーコメントによると、実は帯(人間らしい部分と化け物のような造形のコントラスト)が正影と対にデザインされていて、両者でその領域が反転するように作られているらしい。
最終更新:2016年07月20日 00:54