西洋妖怪オオカミオトコ

「俺は満月だ。満月さえあれば何でもやってやる!」

【名前】 西洋妖怪オオカミオトコ
【読み方】 せいようようかいおおかみおとこ
【声】 藤本たかひろ
【登場作品】 手裏剣戦隊ニンニンジャー
【初登場話】 忍びの24「夏だ!西洋妖怪ぞくぞく来日!」
【所属】 牙鬼軍団
【分類】 妖怪/西洋三大妖怪
【好きな物】 満月
【好きな場所】 荒野
【攻撃力】 ★★★★☆
【不思議な技】 ★★★☆☆
【残虐】 ★★★★★
【集める恐れ】 不明
【妖怪モチーフ】 狼男
【器物モチーフ】 穴あき包丁

【詳細】

古来より存在する「狼男」が長い歴史の中で更に進化した姿。自称「残虐のジョーカー」。

刃のように鋭い両手の爪でどんな硬い物も簡単に切り刻む事ができ、残虐な必殺技「ブラッディムーン」は真っ赤な満月のパワーを受ける事で両手の爪から無数の刃を放つ。
満月からの特殊な妖怪の力を吸収し、常に全身を鎧のように守っている為、人間の攻撃で倒す事は絶対に不可能となる。

最大の能力は鋭い爪で傷付けた相手の体内に自身の妖力を注ぎ込み、自身と同種の姿に変貌させる事にある。

スターニンジャー/キンジの父・ジュンジと兄・レイジを殺害した張本人でもあり、キンジにとっては家族の仇だった。

街中で暴れ回っている最中、駆け付けたニンニンジャーとの戦闘に移る。
単独で戦うスターニンジャーを持ち前の戦闘力で苦戦させるが、戦況を不利と感じたシロニンジャーの助言でニンニンジャーは撤退を余儀なくされる。

再び街中で暴れ回り、スターニンジャー以外のニンニンジャーが足止め、類まれな戦闘力で5人を追い込む。
しかし、十六夜九衛門の術中にはまったキンジが5人の言葉に正気を取り戻して現れ、6人揃ったニンニンジャーと再戦する。

アカニンジャーから授かった超絶勝負チェンジャーで強化変身したスターニンジャー超絶とニンニンジャー5人の前になす術もなく、スターニンジャー超絶の超絶スター忍烈斬を受け倒される。

その直後、九衛門の肥大蕃息の術によって再生巨大化する。
覇王シュリケンジンと交戦するが、覇王シュリケンジンの前に追い込まれ、最期は覇王アッパレバスターを受け爆散した(その際は「妖怪ハンターは全て根絶やしになるだろう」と言い残している)。

キンジは九衛門の妖怪と一体化する妖術を使われ、再戦時の変身前に彼から受けた傷が影響で妖術の効果が残っており、妖怪の力との融合を促したような描写があった。

忍びの35で九衛門の妖術は途中で遮られた事で効果はなくなっており、キンジに傷を付けた同妖怪の能力であった事が判明する。
キンジは九衛門の策略で妖刀・浦鮫を入手し、その力によってオオカミオトコに変貌した。

【余談】

同話で夏休みスペシャルは最後となる。

スターニンジャー超絶が彼を倒せたのはライオンハオーの力ではなく、自身に入った彼の妖力のお蔭である点から自身の妖力を注入した相手に倒された不遇な西洋妖怪と言える。

『天下無敵』でのコメントによれば、西洋妖怪たちのコンセプトである「甲冑」と三体の中で最も生物的な狼男の「動物らしさ」のバランスを取るのに苦戦し、一番デザインが難航した妖怪とのこと。最終的にはボディはグラディエーター(古代ローマの剣闘士)とカタフラクト(同じく古代ローマの騎乗兵)の鎧を混ぜたデザインに収まった。

最終更新:2016年07月20日 01:13