眼魔

【名前】 眼魔
【読み方】 がんま
【登場作品】 仮面ライダーゴースト
【名前の由来】 ガヌマグレートアイ

【詳細】

仮面ライダーゴーストに登場する敵怪人の総称。

眼魔眼魂から生み出された存在で、眼魔の世界の住人。
基本的に眼魂の状態だが、エネルギーを開放することで眼魔アサルトや、眼魔コマンドと呼ばれる人型の姿になる。
アサルトは物質やエネルギーを吸収することで怪人態へと変化。
上位の存在として眼魔スペリオルや、人間の姿に擬態する眼魔も存在している。

進化した眼魔は素体となる眼魔アサルトに「上着」、ゴーストのようなパーカーを羽織ったデザインになっており、仮面ライダーの攻撃で致命傷を負うとその上着部分が素体から分離し、
素体と同時に爆散するという演出が用いられている。
爆散した後には融合した器物と眼魔眼魂が残るが、残された眼魂は破裂してしまう。

全ての眼魔は「幽霊」のような性質を持ち、普通の人間が目視で視認することはまず不可能。人間側からの接触及び近代兵器での攻撃等物理的な干渉も不可能だが、一方で眼魔の攻撃は普通に発生し、その行為は普通の人間には何らかの超常的な力が働いたようにしか見えない。
心霊現象そのものとしか認識することが出来ない。
ただしゴースト眼魂を所持している人間は見ることが可能で、第3話でアカリが開発した不知火を使えば素養のない人間にも視認が可能となる。
また仙人が置いていったクモランタンを発光させることで不知火と同様の効力が得られ一般人でも眼魔を視認可能となる。

その目的は15の眼魂を集めないとそのまま死んでしまうタケル同様、英雄の魂を宿した眼魂を集めることのようだが、
使役する人物によってその目的に若干の差異がある。

西園寺主税は英雄の眼魂を集め願いを叶えることが目的だったがアラン/仮面ライダーネクロムはゴースト眼魂に関してろくな知識を持っておらず、
アデルは兵器として利用価値があると口にするなど割りとばらけている。

西園寺は眼魂に関する真実を知っている数少ない人物だったとされるが今後の登場は絶望的なことも有り、
その真実が明かされる日が来るのだろうか。

イゴールやアランは心や命に意味が無いものとし、眼魔側が開発した仮面ライダーネクロムは周囲の眼魔をエネルギーや身代わりとして利用が可能。
命令にも忠実に従う個体が多いが、画材眼魔のように絵を描く楽しさに目覚め命令を拒否したり、騎士道に忠実な甲冑眼魔など、「心」を持つ個体が出始めている。

眼魂の入手方法は仮面ライダー側とは異なり、基本的に英雄に憧れるなどして接点を持つ人間の近くで能力を使ったり、囁くなどして間接的に人間を操るが、悪霊のように人間をそそのかしていき、
そうするうちにその人間は異能を扱うようになり最終的に共鳴する英雄の眼魂を生み出して死亡、という方法を用いる。

西園寺主税と天空寺タケルの父、天空寺龍、五十嵐博士はモノリスという装置を使って眼魔のいる世界の研究を行っていたようだが、
10年前に発生した「事故」により、タケルの幼馴染であった深海マコトとカノンの兄妹は眼魔のいる世界へ飛ばされてしまったらしい。
この事故は龍が原因で引き起こされたと西園寺はマコトに語っていたが、龍は10年前に死亡しているため死人に口なし、ほんとうのところに関しては今だ不明である。

【余談】


最終更新:2022年11月18日 03:15